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矯正歯科ブログ

矯正中でも楽器演奏できる?対処方法について

矯正中でも楽器演奏できる?

矯正治療中、楽器は演奏することはできるのでしょうか。もちろん、ピアノや弦楽器といった楽器は口を使う必要がないため、演奏することは可能です。
しかし、トランペットやクラリネットといった口を使って音をだす楽器の場合はどうなんだろう、と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。大人になってからも趣味として演奏する方もいらっしゃるでしょうし、お子様の所属する部活がブラスバンド部であったりすると、支障がないものかと思うのが親心です。
矯正は、できれば歯を動かしやすい子供のうちに始めたいもの。部活が理由となって矯正できず、大人になって歯並びで悩むのはもちろん、歯並びのために今しか体験できない部活を諦めさせるのも気の毒な話です。できれば、部活を楽しみつつ将来のための矯正も始めさせてあげたいですよね。
ここでは、矯正治療中でも楽器の演奏はできるのかどうかを詳しくご説明します。

矯正をしながらでも音楽は演奏できる

結論から申し上げますと、矯正治療をしながら楽器の演奏を行うことは可能です。
口を使って演奏する楽器には木管楽器と金管楽器があります。一般的には、木管楽器のほうが金管楽器よりも不快感や違和感が少なく、演奏に悪影響を与えにくいとされています。金管楽器は唇を震わせて音をつくりだすものです。そのため、矯正治療の影響を受けやすいとされています。ですが、「矯正治療中だからまったく吹けない」というのではなく、「矯正治療をしていると違和感がある」という程度で、演奏自体には問題ないと言えます。

矯正中でも楽器を演奏するには

矯正中でも楽器を演奏するには

まずは、矯正治療に通っている歯科医院へ音楽をやっている、する予定だということを伝えましょう。どんな楽器を演奏していて、矯正治療をしながら音楽を続ける方法はないか相談することから始めます。

音楽をたしなみながら矯正治療をしている方は案外多いものです。ですが、多いと言っても、やはり本人からすると練習中に矯正器具を煩わしく感じてしまうことは少なくありません。矯正治療をしている本人が大会にでる場合や、その学校が強豪校で、たくさんの練習を必要としている場合はメンタル的な注意も必要です。矯正治療をしていると、矯正器具からの違和感に対してさらに嫌悪感を抱いてしまう場合があります。

矯正治療では、様々な器具を使って治療を行います。その中には取り外し可能な器具と、歯に取り付けたまま行う治療法の両方があります。取り外しができるものだと演奏中は外すことができ、比較的煩わしく感じることは少なくなります。便利だと思われがちですが、矯正を行う期間が長引いてしまう可能性は十分にあり得るため、慎重に選びましょう。期間が長引いてしまうのを避けるためには、多少煩わしくても取り外し可能な器具を使うのではなく、歯に直接取り付けるワイヤーなどを用いた治療を行うことをおすすめします。

事前に歯科医院に言うべきケース

大きな大会、演奏会がある場合には、事前に歯科医師に申し出て、その期間だけ矯正を一旦保留にすることも可能です。ですが普段、矯正をしながら楽器を演奏しているのに大会当日だけ外してしまったりすると反って違和感を感じ、いつもと同じように演奏することができないということも起こりうるので注意が必要です。

どのようなものを使って矯正治療を行うか

矯正治療を行う際に、自分の担当している楽器、なぜ矯正治療を行うのかといった目的に合わせて治療法を選択することが必要です。
矯正治療は時間がかかるものだというのが前提です。そのような中で楽器の演奏をするため、しっかりと「毎日どれくらいの時間・どんな楽器を演奏するのか」を明確にし、歯科に相談することが大切です。楽器や目的に合わせて矯正治療の方法も変化します。
歯科矯正は、ライフスタイルに合わせて治療をしていくことが成功の近道だと言えます。歯に直接取り付けるもの(ブラケット、ワイヤー)が合っているのか、それとも矯正治療期間が多少長くなっても取り外し式の器具(マウスピース)にするのか。本人やご家族、歯科次第です。

まとめ

矯正治療をしているからといって音楽を諦める必要はありません。矯正治療をしながら毎日練習に励む人、大きな演奏会に出場する人はたくさんいます。決して「できない」わけではないのです。ただ少しやりづらいかもしれない、というだけです。
矯正治療をしながら演奏していくと、どうしても不具合が出てくるときがあるでしょう。そのような場合は、どんなに小さなことでも、かかりつけの歯科医院に相談してください。こまめに調整してもらいましょう。
歯は毎日少しずつ器具に引っ張られ動いているため、どちらにせよ器具の定期的な調整は必須です。楽器演奏をしない人以上に、器具の違和感の有無を気にかけるようにしておけば、問題なく演奏と矯正を両立させられます。
取り外しできないタイプの中には、歯列の内側(舌のある側)に取り付けるものもあります。外側に取り付けるタイプでは演奏の際に唇を切ってしまう、という場合は、内側からの矯正も相談してみてはいかがでしょうか。ストレスなく楽器演奏をするには、複数ある矯正器具のうち、使用者自身がもっとも合うと感じるものを選ぶことが大切です。

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