小さいうちから注意が必要!出っ歯になる恐れがある子供の癖って?
お子さんが、いつまでもおしゃぶりをくわえていたり、指しゃぶりの癖があると歯並びが悪くなってしまうのでは?と心配になってしまうかもしれません。歯並びは親から遺伝することもありますが、多くは生活環境に関係しています。また、見た目だけでなく、噛み合わせが悪いと成長にまで影響を及ぼします。乳歯は生え変わるからと放っておくと、そのまま悪い癖がついてしまうかもしれませんよ!
こんなことが歯並びに影響する
指しゃぶりを続けている
赤ちゃんの頃の指しゃぶりは問題ありませんが、5歳を過ぎた頃まで続けている場合は出っ歯になる可能が高いです。
口呼吸をしている
鼻呼吸は上顎の正常な成長を促すため、口呼吸をしていると上顎が正しく成長せずせまくなり、出っ歯や歯並びが凸凹になってしまいます。
下唇を噛んでいる
下唇を噛む癖があると、下の歯も内側に倒れてきてしまい出っ歯やすきっ歯、歯並びが凸凹になってしまいます。
舌を出す癖がある
無意識に舌で歯を押していることになるため、歯並びが悪くなります。
噛み癖がある
噛むことによって力が加わった歯が前に出てきてしまいます。
やわらかいものばかり食べている
噛むことが少ないと筋肉が使われないため、顎が成長せず歯が凸凹になってしまいます。
よくない癖は今のうちに改善しよう
子供の歯並びは、口の周りの筋肉と大きく関係しています。よくない癖によって歯に異常な力がかかりつづけると顎が変形してしまい、歯がきれいに並べなくなってしまうのです。食べ方や舌の動かし方、呼吸の仕方を正しく行うことで歯並びも整います。マウスピースを使用した矯正治療では、余分な力が歯に加わらないようにしながら、正しい口の動かし方を覚えることができます。また、顎が極端に狭い場合は、顎を広げる装置を使用することもあります。
無理やりはダメ
歯並びは全身の成長にも影響をあたえます。よくない癖や習慣によって、だんだんと歯並びが悪くなってしまい、大きくなって症状がひどくなってからでは、治すのも一苦労でしょう。ちなみに、ご家庭でできる指しゃぶりをやめさせる方法は、手を握って一緒に手遊びをしたり、爪に何か絵を書いて「お口にいれたらイタイイタイだね」などと言って指を口に入れないように教えてあげるなどがあります。無理やりやめさせるのは良くないので、機嫌や成長にあわせて進めてくださいね。なかなか良くならなかったり、出っ歯や歯並びのガタガタがひどくなっているようであれば、早めにスマイルコンセプトに相談するとよいでしょう。