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矯正歯科がおすすめする、矯正中の歯ブラシを選ぶポイント
2018年09月1日 (土)

歯の矯正治療を受けているときは、当然ですが矯正器具を装着しています。一般的な矯正器具は原則、24時間つけっぱなしです。
ということは、1日3回の歯磨きのときもつけているわけです。矯正器具は歯磨きの邪魔になります。
矯正器具のせいで歯磨きがおろそかになり、虫歯が発症してしまったら本末転倒です。そうならないように、矯正歯科治療を受けている患者さんに、歯ブラシの正しい選び方をスマイルコンセプトが紹介します。

まずは歯磨き道具を把握しよう
まずは歯磨き道具を把握しよう

歯磨きと聞くと真っ先に歯ブラシを思い出すでしょう。しかし歯磨き道具は「ブラシ」だけではありません。そこでまずは、歯の矯正中の方が持っておくべき歯磨き道具を紹介します。

●矯正歯科治療専用の歯ブラシ
●一般的な歯ブラシ
●ワンタフト歯ブラシ
●フロス
●歯間ブラシ
●デンタルリンス
●矯正歯科治療専用の電動歯ブラシ

それでは1つずつみていきましょう。

矯正歯科治療専用の歯ブラシ

「矯正歯科治療専用の歯ブラシ」というくらいなので、矯正している患者さんは必ず入手しておいてください。矯正歯科治療専用の歯ブラシの特徴はヘッド部分についている毛です。通常の歯ブラシの毛の面積は大体1センチ×3センチほどですが、矯正歯科治療専用の歯ブラシの毛の面積は大体5ミリ×3センチほどです。毛が1列しかないイメージです。
毛の面積が細長なので、歯に取り付けてある矯正器具やワイヤーをしっかり磨くことができます。通常の歯ブラシだと毛の「面」が広すぎて、矯正器具と歯の間や、ワイヤーと歯の間まで毛が届かないのです。

一般的な歯ブラシ

矯正歯科治療専用の歯ブラシがあるといっても、一般的な歯ブラシも使ってください。なぜなら矯正をしていても、一般的な歯ブラシの毛の「面」で歯全体を磨く必要があるからです。
また一般的な歯ブラシの中にも、毛の中央部分が高くなり、両脇が下がっている「山型カット」がありますので、それを使うことをおすすめします。毛の「山」の部分が矯正器具の奥のほうに届くからです。

ワンタフト歯ブラシ
ワンタフト歯ブラシ

ワンタフト歯ブラシは、矯正歯科治療専用の歯ブラシと同じように毛の部分に特徴があります。ワンタフト歯ブラシの毛の面積は5ミリ×5ミリぐらいしかありません。「点」で歯を磨く歯ブラシです。
ワンタフト歯ブラシを用意しておくと、矯正歯科治療専用の歯ブラシで届かない部分の汚れも除去できます。

フロス

フロスもぜひ使ってください。ただフロスは「矯正中だから」というより、「歯の健康を保ちたいすべての人」に使っていただきたいアイテムです。
歯の奥の汚れは、どれだけ工夫された歯ブラシの毛でも届かないすき間にも存在し、フロスを使えばそれも取り除けます。
そして矯正中は、歯につけた器具によって食べかすが口のなかにとどまりがちです。フロスは難しい汚れも除去できます。

歯間ブラシ

矯正器具をつけていない方であれば、フロスを使えば歯間ブラシは要らないかもしれません。
しかし矯正中の患者さんはフロスと歯間ブラシを併用したほうがいいでしょう。なぜなら、下の歯であれば矯正器具より下に位置する歯間、上の歯であれば矯正器具より上に位置する歯間に、フロスが届かないからです。矯正器具が邪魔をして、フロスを矯正器具より先に押し込めないのです。
しかし歯間ブラシならその部分に届きます。

デンタルリンス
デンタルリンス

デンタルリンスが優れているのは、液体である点です。液体はフロスや歯間ブラシでも届かない極狭空間にも届きます。またデンタルリンスは口腔内全体を清潔にして、虫歯の原因菌や歯周病菌を活性化させないようにすることができます。

矯正歯科治療専用の電動歯ブラシ

最後に紹介したいのは、電動歯ブラシです。パナソニックが「矯正治療中はWケア!」というキャッチフレーズをつけた製品を2種類販売はしました。
音波振動歯ブラシは、歯と矯正器具の間の汚れや磨き残しに対応した製品です。歯医者が推奨する横磨きが得意なほか、ブラシを歯や矯正器具に当てるだけで高速振動で磨くこともできます。またワンタフト歯ブラシのようなヘッドが用意されているので、電動ながらワンポイント磨きができます。
パナソニックが開発したもう1つの矯正治療中の方向けの歯磨き器具は、ジェットウォッシャーです。超音波水流という特殊なジェット水流で汚れを洗い流します。水圧が歯肉に当たる「気持ちよさ」も売りになっています。

なぜ矯正中は歯ブラシにこだわらなければならないのか

矯正歯科治療中の患者さんが歯ブラシや歯磨きにここまでこだわらなければならないのは、矯正中は歯の健康を保ちにくいからです。
矯正器具は、虫歯菌や歯周病菌の「隠れ家」のようなものです。また矯正器具には食べかすがたまりやすく、それが歯垢や歯石になっていきます。歯垢や歯石は口臭の原因になります。
矯正中に普通の歯ブラシのみを使って普通の磨き方しかしないと、口臭がすぐに気になるでしょう。

まとめ~「よい歯磨き習慣」を身につけるためと思ってください

矯正中の歯ブラシの選択や徹底的な歯磨きを「面倒だな」と思わないようにしてください。というのも、ここで紹介したブラッシング方法は、歯の矯正していなくても行ったほうがいいからです。
先ほど紹介した電動歯ブラシとジェット水流は、矯正後の歯ブラシでも使うことができます。矯正中に歯磨きを徹底する習慣を身につければ、矯正後も歯の健康を維持できるでしょう。

「歯並び・咬合を良くする方法」について詳しくはこちら

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