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インプラント矯正とは?仕組みと留意点について

インプラント矯正とは?仕組みと留意点について

歯列矯正は、ワイヤーとブラケットを使った矯正治療が最も一般的ですが、最近では「インプラント矯正」と呼ばれる矯正治療が増えてきました。インプラント矯正は、いったいどんな仕組みで歯が動くのか、また注意すべき事柄についてご説明します。

インプラント矯正について

インプラントと聞くと、すぐに思い浮かぶのは、「失った歯の部分にインプラントを埋め込んで、その上に人工歯を装着する治療法」でしょう。しかし人工歯根を埋め込んで差し歯を被せるインプラント治療とは全く異なり、インプラント矯正は、矯正用インプラントという部品を使って歯を動かしながら、歯並びを整えていく方法です。

インプラント矯正の仕組み

インプラント治療を行うときに使う部品を「ミニスクリュー」または「ミニプレート」と呼び、この部品を使って歯を動かします。インプラント矯正用の部品を歯ぐきに埋めて固定具とし、歯を一定方向に動かして歯並びを整える仕組みとなっています。従来のワイヤー矯正は、奥歯と前歯をお互いに引っ張り合いながら歯を動かしていくのに対し、インプラント矯正は、インプラントを固定して一定方向に引っ張るため、歯の移動距離が大きくなることが特徴です。つまりインプラントを固定源とすることで、効率よく歯を動かすことができる仕組みになっているのです。

矯正治療では、主に奥歯を動かさず、前歯を後方に下げて歯並びを整えることが理想ですが、ワイヤー調整では前歯と奥歯が互いに引っ張り合い、その結果奥歯も動いてしまうことがあります。これに対しインプラント治療は、動かしたい歯の歯ぐきにインプラントを固定し、強い力で前歯を一定方向に引っ張って歯を動かします。また横に動かすだけでなく、歯ぐきの中へ歯を押し込むことも可能で、マルチな働きをすることができるため、このインプラント矯正は画期的な矯正治療なのです。なお、矯正終了後はインプラントを撤去します。取ったあとはほぼ綺麗に自然治癒します。

インプラント矯正のメリット

ではインプラント矯正と従来のワイヤー矯正を比較した際、どのようなメリットがあるのでしょうか。

非抜歯による矯正が可能

全てのケースとは限りませんが、ワイヤー矯正で抜歯が必要なケースでも、インプラント矯正で非抜歯が可能なケースがあります。例えば出っ歯を治す場合、上顎にインプラントを埋め込んで奥歯を後ろへ下げ、歯並びのスペースを作ります。そして裏側矯正を行って出っ歯の部分を整えていくといった方法が取られるなど、従来のワイヤー治療では小臼歯を抜歯しなければいけない症例があります。こういった場合でもインプラント矯正では抜歯をせずに歯並びを整えることができる症例が多いのです。

また奥歯も含めた歯列全体を動かすこともできます。そのため「矯正治療=抜歯」が可能となり、矯正には抜歯が絶対必要という固定概念を覆すことができる、かなり効果的な仕組み、そして治療法と言えます。ただし歯並びや顎の形状などにより、必ずしも非抜歯で治療が出来るわけではありませんので、歯科医師とよく相談して下さい。

治療期間が短くなる

ワイヤー矯正に比べ、治療期間がかなり短縮されることも大きなメリットです。ワイヤー矯正は、動かしたい部位だけでなく、動かしたくない部分まで動いてしまうため微妙な調整が必要であり、時間がかかります。これに対し、インプラント矯正は動かしたい歯だけを動かすことができるため、効率よく歯並びを整えることができます。そのため、矯正治療に要する期間が大幅に短縮することが可能です。

インプラント矯正のデメリットと注意点

治療効果の高いインプラント矯正ですが、デメリットと注意すべき点はどのようなことでしょうか。

外科手術が必要

インプラント矯正は、歯ぐきにプレートなどを埋め込む外科処置が必要です。と言いましても、人工歯根のインプラントと比べると処置そのものは大がかりではありません。それでも麻酔を打って歯ぐきに埋め込む処置を行うため、細心の注意が必要です。手術そのものは難しくありませんが、術後の腫れや痛みを伴うことがあります。また、まれに神経や血管を傷つける、感染症などの可能性もあるため、衛生管理が大切になります。こちらにも注意が必要です。

インプラントが取れてしまうことがある

矯正用インプラントは長く使うわけではないため、歯ぐきに埋めた部品が取れてしまうことがあります。取れてしまった場合は再度、インプラントを歯ぐきに埋める処置が必要になります。しかし何度も脱離する場合は、骨との不適合が考えられるため、インプラント矯正による矯正治療は難しいでしょう。

歯根を傷つけてしまうことがある

矯正用インプラントを入れ、歯が動いてくると歯の根っこがインプラントに当たってしまい、歯根を傷つけてしまうことがあります。インプラントを入れるとき、そのことをきちんと計算して処置する必要があります。インプラント矯正を考えるときは、注意して実績や症例が豊富な歯科医院を選びましょう。

どの方法で歯列矯正を行うのがよいのか、歯科医師としっかり相談を

どの方法で歯列矯正を行うのがよいのか、歯科医師としっかり相談を

インプラント矯正を含め、歯列矯正には色々な方法があり、どの治療にもメリットとデメリットはあります。ご自身の歯並びや噛み合わせの状態を確認しながら、いちばん効率よく確実な結果が出る治療法を歯科医師と相談し、選択するようにして下さい。

正しい咀嚼・嚥下と歯並びとの関係

正しい咀嚼・嚥下と歯並びとの関係

食事のしかたと歯並びには、密接な関係があります。人間は食べるとき、食物を噛むこと(咀嚼)、飲み込んで胃に送ること(嚥下)なかば無意識に繰り返しています。この時、舌や顎、唇の筋肉が協力して働いており、歯にも一定の力がかかります。もしも咀嚼や嚥下が正しく行われておらず、食べたり飲みこんだりするたびに、舌や顎、唇や歯に不正な力がかかっているとしたら、顔面の発育や歯並びに大きな影響を与えかねません。また、矯正治療を受けた人の場合は、せっかくの治療が後戻りしてしまう原因にもなり得ます。
この記事では、正しい咀嚼や嚥下と歯並びがどのように密接に関係しているか、ご一緒に分析してみましょう。

子どもの嚥下と大人の嚥下

同じように飲み込んでいるようでも、子どもの嚥下と成人の嚥下は少し異なっています。子どもの嚥下の特徴を脱し切れていないことが、間違った嚥下の原因となり得ます。

乳児型嚥下

赤ちゃんの時にはおっぱいを飲むことで栄養を摂取しています。そのため、生まれたばかりの赤ちゃんは、口の中の形状も嚥下の方法も、哺乳に適した特別なものとなっています。赤ちゃんには哺乳反射といって、口に入ってきたものを反射的に吸う機能があります。本能的な舌の動きによっておっぱいをしごくようにして母乳を吸うとともに飲み込み続けます。大人がストローを吸うようなときの嚥下とは異なり、赤ちゃんは口を大きく開けたまま、口の奥まで乳首をひきこみ、舌を前後に動かして嚥下するのが特徴です。

成人型嚥下

成長とともに、口の中の形や咽頭の位置が変わり、乳児型嚥下は行われなくなります。また大脳も発達するため、反射ではなく随意運動としての嚥下に変わっていきます。成人型嚥下では、唇を閉じ、咀嚼や舌の動きによって食塊を形成し、舌を上あごの裏につけ、上下の歯をかみ合わせた状態で飲み込むのが特徴です。
成長してからは成人型嚥下が「正しい嚥下」となりますが、飲み込むときに歯と歯の間に舌を突き出し、口の周りに力が入るなど、乳児嚥下の特徴が残ってしまい、間違った嚥下をしているケースもあります。
このような間違った嚥下は、絶えず舌で前歯を押すことになり、出っ歯や受け口、前歯がかみ合わないといった歯並び・かみ合わせの異常を引き起こします。これらの異常を治すには、矯正治療が必要になってしまいます。

正しい咀嚼と間違った咀嚼

正しい咀嚼は、正しい嚥下と密接に関係しています。正しい咀嚼とは、前歯でしっかり噛み切り、奥歯でしっかりすりつぶすことです。奥歯ですりつぶすことができず垂直に噛み切ることしかできない場合は、噛むのに時間がかかる、くちゃくちゃ噛む音がするなどの現象が起こります。

呼吸のしかたと歯並びの関係は?

前歯の歯並びは、舌が前歯を外に押す力と、唇が前歯を内に押す力のバランスで決まります。また、奥歯の歯並びとかみ合わせも、舌の力と頬の力のバランスの取れた位置で安定するものです。
正常な呼吸は鼻からの呼吸ですが、口で呼吸する間違った癖があると、歯並びやかみ合わせに大きく影響します。原因は口を開けてしまうことです。口呼吸では常に口があいていて、唇の閉じる力が働かないため、舌に押された前歯が外側に倒れる、上下の前歯がかみ合わないといった問題が生じます。
また、口呼吸では常に口が開いているため、舌の圧力が上の歯列に届かず、頬に押された上の歯列が狭くなります。正常なかみ合わせでは、上の歯列が下の歯列より一回り大きいのですが、口呼吸のせいでそれが狂ってしまいます。
間違った呼吸法が原因でこのような歯並びの問題が起こった場合は、矯正治療で治すことが必要になってきます。

正しい嚥下のポイントは?

最初に述べた成人型嚥下の特徴が備わっているのが、正しい嚥下です。自分が正しい嚥下を行っているかどうか、チェックしてみましょう。

○舌の先が上の歯の付け根あたりについている
○唇は軽く閉じる。飲み込むときに口の周りに力が入らない。
○奥歯はかみ合っている。上下の歯の間に舌が入り込んでいない。
○舌の前方から後方へ、順に口蓋に吸い付く
○舌の奥の部分が喉の奥と接触する

私たちは、食事をしたり水を飲んだりする以外にも、1日当たり約1.5リットルの唾液を、知らない間に嚥下しています。その回数は個人差がありますが、ある実験によれば、なんと1時間当たり平均122回だったということです。(http://www.higashi.ne.jp/weblog/article_1394718229.html)嚥下が正しくないと、それだけの頻度で間違った力を加えることになり、まるで逆矯正治療のように歯並びを悪くしてしまいます。

咀嚼や嚥下、呼吸の習慣が間違っていることに気づいたら、ぜひ治していきましょう。鼻や喉の病気が原因で口呼吸が起こっている、舌小帯という舌の裏のスジが生まれつき短いために舌が持ち上がらない、といった原因のあるケースはまず受診を。また、前歯を並べる、あごを広げるといった矯正歯科治療が必要な場合もあります。

そのような要因がなく、間違った習慣だけが問題である場合は、ものをくわえるなどの癖を止めるとともに、舌の筋肉を鍛えるトレーニングがありますので、まじめに続けてみましょう。

親知らずはなぜ斜めに生えてくるのか

親知らずはなぜ斜めに生えてくるのか

親知らずは、最も奥にある歯ですが、きちんと生えていることは非常に稀です。多くの場合、歯の一部だけが生えていたり、斜めに埋まったままになっていたりします。まっすぐ生えてきていても、後ろ側が歯ぐきに埋もれたままであったりすることも珍しくありません。その結果、むし歯になったり腫れたりして辛い思いをする原因になっています。
縄文時代の古代人の骨にも親しらずが炎症を繰り返していたあとが残されており、人類ははるか昔から親知らずに悩まされてきたようです。斜めに埋まった親知らずの周囲で炎症を起こした化石も見つかっています。
どうして、親知らずはきちんと生えてこないのでしょうか。顎の大きさと親知らずについてまとめてみました。

親知らずってなに?

親知らずとは、正式名称を第三大臼歯といい、永久歯の中で最も奥に、かつ最後に生えてくる歯です。前から数えて8番目にあたる歯なので、歯科医師は「8番」と呼びます。親知らずの語源は、他の歯と異なり、親が子供の口の中を管理しなくなった年齢になってから生えてくることからと言われています。なお、英語では「wisdom tooth」と言います。知恵がついた頃に生えてくる歯という意味です。

顎の骨が小さくなっている?

顎の骨が小さくなっている?

実は人間の顎の骨は、小さくなっています。それは化石を比較することで裏付けられています。人類の先祖に当たる猿人、原人、旧人は、我々と比べて顎の大きさが非常に大きく、親知らずを含めて、全ての歯が生えても顎の骨にまだ余裕があったことがわかっています。ところが、新人の段階に入ると顎の大きさは現代人と比べて変わりない大きさに小さくなっています。
この違いはなんなのでしょうか。それは食生活の違いにあると考えられています。

食生活の変容をもたらしたもの

人類の先祖は、はるか昔は今の類人猿と同じような食生活を営んでいたと思われます。そんな祖先が肉食を覚えて、雑食性となったのは、400万年ほど前ではないかと言われています。この時代を猿人と言います。
草食は繊維質が多く、肉食と比べて食事にかかる時間が長くなります。しかも肉食は草食よりも栄養量が高いです。人類が雑食性になったことで、草食のみの頃と比べて食事の量も減り、そして時間も短くなりました。そして顎の仕事量も減少していきました。
次の変化は、火の利用です。100万年ほど前になると火を使って料理をすることを覚えました。火を使うことで食べ物が柔らかくなり、かむ回数が減少しました。
その後、道具の開発や改良、加工性の向上に伴い、さらにかむ必要性が低下していきました。このような食生活の変化の過程を経て、顎を使わなくなってきた結果、人類の顎の骨は小さくなってきたと考えられています。

歯と顎の骨の変化の違い

歯は、どの生物においても体の中で最も安定した組織です。数百万年単位で進化を見れば、歯の大きさも変化しますが、数万年くらいの幅では、歯の大きさは変化しません。新人はおよそ3万年前からと考えられていますので、時間的に顎の骨が小さくなっても歯の大きさがそれに伴って小さくなってこないのです。
したがって、顎の骨と歯の大きさが不調和をきたし、自然な状態では歯並びがきちんと整わなくなりました。そして、最後に生えてくる親知らずが斜めに生えたり、埋まったまま生えてこなくなったりする様になったのです。

親知らずの特徴

親知らずの特徴

現代の人類は、顎の骨が小さくなった影響で、親知らずが生えてくるスペースが不足しがちになっています。そのため、他の歯と異なりまっすぐに生えてくることが少なく、多くは斜めに倒れて生えてきたり、まっすぐ生えてきても後ろ半分が歯ぐきで覆われたままになっていたりします。全く生えてこず、骨に埋まったままということも珍しくありません。
このようにきちんと生えてこない上に、最も奥にあるということで、歯磨きが非常に難しくなります。その結果、むし歯になりやすくなったり、化膿して腫れたりしやすくなります。
親知らずが化膿して腫れてきた場合は、その解剖学的な条件から顔まで腫れてくることも稀ではありません。それだけでなく、口を開けるのが困難になる、食べる時に喉が痛くて飲み込みにくくなるなど、食事自体が困難になるケースもあります。

親知らずは抜歯すべきかどうか

実際に、治療を行う前に親知らずを抜歯するメリットと残すメリット両面を確認しましょう。

抜歯するメリット

ほとんどの親知らずは、生える余地が少ないためにきれいに生えていることはほとんどありません。まっすぐに生えていても、歯ぐきが後ろ側を覆っていることも珍しくありません。そのために、むし歯や化膿のリスクを常にはらんでいます。親知らずを抜歯することにより、こうした炎症で苦しむリスクを減らすことができます。きちんと生えていない親知らずを抜歯することには、重篤な炎症の発生を予防するメリットがあります。

残すメリット

親知らずだからという理由で抜歯する必要はありません。まっすぐにきちんと生えており、なおかつ歯磨きが行き届いているなら、抜歯する理由はありません。抜歯する必要がないなら、残しておくべきでしょう。

残しておけば、仮に将来他の大臼歯がむし歯や外傷などの原因により抜歯せざるを得ない状況になった時、親知らずを抜いて移植することができる可能性が生まれます。また、親知らずの前にある第二大臼歯を抜歯した場合に、第一大臼歯がしっかりと残っていれば、親知らずを利用してブリッジにすることも可能です。ブリッジができれば、失われた第二大臼歯を補うことが可能になります。

親知らずを残しておくことにより、将来の治療の選択肢が増えるというメリットがあるのです。ただし、親知らずがちゃんときれいに生えている場合に限られます。生えるスペースがないのなら、残すよりも抜歯した方が良いことは論をまちません。

まとめ

親知らずは、人類の顎の骨が小さくなってきた影響で、きちんと生えることが難しくなってきました。多くの場合、斜めに生えてきたり、まっすぐに生えていても歯ぐきに覆われたままだったりしています。埋まったまま生えてこないこともあります。そのような生え方の状態でしかも最も奥にあるということから、親知らずの歯磨きはとても難しいです。そのためにむし歯になったり化膿したりしやすい歯になってしまいました。親知らずがちゃんと生えるスペースがないのなら、抜歯しておいた方が良いでしょう。

矯正治療が歯ぐきに与える影響とは

矯正治療が歯ぐきに与える影響とは

歯ぐきが下がることを、歯科医は歯肉退縮といいます。歯肉退縮は年齢とともに増大していく傾向があります。その発現割合は、子どもで8%、50歳代で100%といわれています。ある研究によると1年間で0.25[mm]の歯ぐきの退縮が起こるという結果もあります。どうして歯ぐきは年とともに下がっていくのでしょうか。その原因や症状についてまとめてみました。

歯肉退縮の原因ってなに?

歯肉退縮の原因ってなに?

歯肉退縮を発生させる代表的な原因は、硬い歯ブラシの不適当な使用です。こういう症例では、歯ぐきの炎症は少なく、歯肉退縮は一部の歯ぐきではなく、お口全体にわたって歯ぐきが下がっていることが多いです。

その他の原因としては、加齢、歯の位置が頬側や舌側にずれている、小帯とよばれる歯ぐきの付け根付近にある筋の位置がよくない、長期間にわたる歯周病、矯正歯科治療による歯の移動などが挙げられます。

歯肉退縮の症状ってなに?

前歯の場合、歯ぐきが下がることで、下がった歯が下がっていない歯と比べて大きく見えてしまいます。
歯根は歯冠よりも細いため、歯ぐきが下がると歯と歯の隙間が広くなった様になってしまいます。見た目の症状だけでなく、そのほかの不調や症状も見らえるようになります。

知覚過敏症

本来歯ぐきに覆われていた歯根の部分が露出することで、知覚過敏を起こすことがあります。特に冷たいものによる刺激に敏感になり、しみやすくなります。

むし歯

むし歯は、むし歯菌が産生する乳酸によって歯が溶かされて起こる病気です。歯冠はエナメル質という非常に硬いもので覆われているのですが、歯根はそうではありません。歯根はむし歯菌の産生する酸に対して、歯冠の様に強くないのです。本来、歯ぐきで覆われることで守られている歯根が露出することで、脆弱な歯根にむし歯が発生する可能性があります。

歯周病

歯ぐきが下がっているところは、歯ブラシの先が届きにくいため、歯みがきが不十分になりがちです。そのために、歯ぐきが腫れやすくなります。歯ぐきが腫れるということは、炎症を起こしていることを意味しています。歯ぐきの炎症とは、すなわち歯周病のことです。歯ぐきの退縮が歯周病をひきおこす可能性が指摘されます。

矯正歯科治療後の歯肉退縮について

矯正歯科治療を受けると、歯肉が退縮してしまうことがあります。歯ぐきの内側には歯槽骨という歯を支えている骨があります。歯ぐきは歯についているのではなく、歯槽骨についています。
矯正歯科治療で歯を動かすと、矯正の力を受けて圧迫される側の歯槽骨は吸収されます。反対の側では、歯槽骨は新しく作られて増えてきます。つまり、歯の移動に歯槽骨もついて動いていきます。
しかしながら、これは矯正力が適正であった場合の話です。もし歯を動かす矯正の力が過大であった場合、歯は動きますが、歯槽骨がついてこなくなることがあります。その結果、歯槽骨が減少してしまいます。
歯ぐきは歯槽骨についているものですから、歯槽骨が減ってくれば、歯ぐきもそれにつれて下がってくるのです。この現象は歯槽骨が薄い歯に、そして唇・頬側(外側)に向かって矯正移動した場合により起こりやすい傾向があります。中でも前歯の歯槽骨はもともと薄いので、前歯の頬側への移動により表側の歯ぐきが退縮を起こしやすいのです。

歯間部の歯ぐきの隙間について

矯正歯科治療は、歯並びを整えるために行う治療です。
仮に、歯が重なり合うように生えていた場合、それを矯正してきれいな歯並びにしたとします。重なり合って生えていた時は、歯と歯の隙間が重なり合っているために隠れています。ところが、歯並びが整えられた結果、本来有しているべき歯と歯の位置関係になり、歯と歯の間の歯ぐきの隙間が生じたように見えるようになります。
これは正常なことなので歯肉退縮とはみなされません。

下がった歯ぐきの治療法ってなにがあるの?

実は、一旦下がってしまった歯ぐきの治療は、非常に困難です。

歯肉弁移動術

下がった歯ぐきの周囲の歯ぐきを切開し、歯ぐきを剥離します。そして、剥離した歯ぐきを伸ばして、下がった部分を覆う様に縫合して、下がったところを閉じる手術です。しばらくの間は、落ち着いていても、時間とともに下がってしまう可能性があります。

遊離歯肉移植術

お口の他の部分から歯ぐきを採取して、下がったところに移植する方法です。上顎の奥歯の歯ぐきを採取することが多いです。移植した歯ぐきは縫合して固定するのですが、きちんとくっつくのは困難です。

矯正歯科治療

歯並びの位置が良くないことにより歯ぐきがやせた症例に対しては、矯正歯科治療を行ない、歯並びを整えることが有効です。

歯肉退縮の予防法

歯肉退縮の予防法

加齢的な影響で歯ぐきが下がるのを防ぐことは難しいです。
しかし、不適切な歯みがきによる歯ぐきの退縮を予防することは出来ます。歯磨きの方法は、歯並びが全ての人で異なるため、人それぞれ適した方法は異なります。歯ブラシや歯間ブラシの選択も同様です。

歯科医院で適切な歯ブラシや歯間ブラシを教えてもらい、歯並びに適した磨き方を指導してもらってください。また、歯周病によって起こるものに対しては、歯周病の管理を歯科医院で受けるようにしましょう。

まとめ

歯ぐきは、年とともに下がっていく傾向にあります。歯ぐきが下がる原因は、不適切な歯磨きによる影響が代表的ですが、矯正歯科治療が引き金となって生じる場合も認められます。
一方で歯の位置や隣同士の並びの関係から歯ぐきが下がってくることもあります。こうした場合は、適切な矯正歯科治療を受けることで、歯ぐきの退縮を防ぐことが出来ます。
矯正歯科治療は、歯ぐきの退縮の誘因となったり、逆に予防対策となったりと、いろいろな面で切っても切れない関係といえます。

頬骨を引っ込めるにはまず歯列矯正を

歯がうずく!歯ぎしりの原因と対処法

歯列矯正をおこなうことで、歯並びだけではなく顔の輪郭も変化することがあるのをご存知ですか?もしも頬骨が出ているのが気になっている場合、歯列矯正をすることで引っ込めることができる場合があるのです。
今回はこのように、歯列矯正をすることが顔の輪郭に大きく影響することをご紹介します。歯列矯正で起こりやすい顔の輪郭や形の変化について、矯正の種類やタイプごとに、どのように変化しやすいか等、ぜひ参考にされてください。

歯並びが悪いことによって起こる顔の歪みとは?

歯並びが悪いことによって起こる顔の歪みとは?

顔が左右非対称であったり、前後のズレがあるなどの歪みは、生まれつきではなく歯並びが原因で歪んでいる場合があります。

知っていますか? 顎変形症(がくへんけいしょう)

上あごまたはは下あごのどちらか、もしくは両方に起こります。骨格的に位置がずれていたり変形していることより、噛み合わせの異常につながっている状態のことを「顎変形症」といいます。変形が大きいと顔貌にも歪みが明確に現れます。

なぜ顔まで歪むのか

顎のズレは噛み合わせのアンバランスさを招きます。噛み合わせが合っていないと左右の噛むバランスが合わなくなるため筋肉にも左右差が出てしまい、しいてはそれが口元や顔の歪みにつながってしまうのです。そしてこの負担が長く続くと、顎の関節の変形から顎関節症を引き起こす原因にもなります。

歯列矯正で改善が期待できる顔の輪郭や形の変化

では、歯列矯正するとどのような見た目の変化があるのでしょうか。具体的にいくつかの例をご紹介します。

下あごが右もしくは左に曲がっている場合

噛み合わせが悪いことから、右もしくは左のどちらか一方へ顎が曲がってしまっているような顔貌になります。このような歯並びの場合、歯の並びを整えるだけでなく、歯が正常な位置で噛みあうように矯正します。噛み合わせのバランスが整い、曲がっていた顎が真っすぐなラインに矯正されて顔の歪みが整うのです。

上顎よりも下顎が前に出ている場合

下顎が上顎に被っている、いわゆる「しゃくれ」と呼ばれる顔貌です。これも噛み合わせが悪く、前後にずれてしまっているため、歯並びだけでなく奥歯のかみ合わせ状態も正常な位置に修正します。下顎が奥へ下がり、唇や横顔のバランスも整います。

どんな矯正方法を?

「ブラケット」という金属を歯の表面に装着しワイヤーの力を利用して歯に徐々に力を加える歯列矯正が主流です。この方法はさまざまな歯並びに適応しており、歯並びだけでなく噛み合わせも治したい場合に有効的な方法です。他にも歯並びによって装置を併用する場合があります。

実は顔貌には「舌」が関係している?!

顔貌の悩みの中でも、頬骨や頬が高くてお悩みの方。もしかしたら舌の位置が関係しているのかも知れません。

舌の位置にも関係がある

普段、舌の位置などあまり気にかけたことが無いという人がほとんどでしょう。舌は上顎の前方に引き上げられてくっついた状態が正位置ですが、最近その位置に無い人が増えています。
舌の位置が正位置であれば赤ちゃんは母乳もしっかり飲むことができ、歯が生えたらしっかり噛むことができます。そして筋肉もバランスよくしっかり使えるためしっかり成長してくれます。

舌の頬骨や頬の膨らみに関する関係

本来、舌は上顎にしっかりと引き上げられ密着しているため、上顎が広がり、前方正面の頬骨を支えてくれます。舌の位置が正位置に無いと歯の間に下がってしまうため、筋肉が弱くなり、頬骨ではなく頬が膨らんでしまいます。
頬骨が出ているのは「正常な舌の位置」であることを表しているサインです。気になって引っ込めることを考えてしまいがちですが、歯並びを整えることで顔全体のバランスが整うと目立たなくなるという可能性も十分にあります。

歯列矯正をおこなうと顔貌まで整う理由

ここでは、美容整形しなくても、歯並びを整えたことで顔の歪みも整うということが起こる理由について解説します。

歯列矯正は顔全体の歪みも整える効果がある

矯正は歯並びを整えるだけではありません。噛み合わせ全体のバランスも整えながら歯を正常な位置に並べていくものなのです。
ですから、矯正治療を受けたことで、筋肉疲労が改善し肩こりの解消につながったり、骨格のズレがなくなり顔立ちが整うということも起こり得ます。

顔周辺の筋肉バランスが良くなる

また、歯並びや噛み合わせが整うと以前よりもしっかり咀嚼することができるようになるため、筋肉の使い方も変わります。今まで片側のみの筋肉が発達してしまい、顔にゆがみが出てしまっていたとします。その場合、筋肉の使い方のバランスが良くなることによって、顔の変形が整うこともあるのです。

まとめ

人は「見た目」を重要視してしまいがちですが、口元の歪みは歯列矯正をおこなうことで改善されることもあります。また、実は舌の位置異常によって頬が出てしまい頬骨が目立たない人の方が多く、頬骨が出ていることが正常である場合もあります。

いずれにしても、正常な噛み合わせと筋肉の発達ができるように矯正することが、顔のバランスも整うことにつながるといえるでしょう。

歯がうずく!歯ぎしりの原因と対処法

歯がうずく!歯ぎしりの原因と対処法

虫歯はないのに「歯がしみる」「歯がうずく」などの症状が続く場合、もしかしたら寝ている時に歯ぎしりをしているのかもしれません。また、歯ぎしりは歯のみならず、周囲の筋肉や顎にも大きな負担をかけてしまうため、放置すると顎関節症や肩こり、頭痛などを引き起こす場合もあります。
今回は歯ぎしりによって起こる症状や歯ぎしりの原因、そして歯ぎしりと咬み合わせの関係などについてご紹介したいと思います。

歯ぎしりの症状と原因

歯ぎしりの症状と原因

歯ぎしりは「ブラキシズム」と呼ばれる咬み癖の一種です。意外と知られていませんが、上下の歯は食事以外の時間に咬みあうことは少なく、1日に上下の歯が接触するのは時間にしておよそ20分程度と言われています。つまり何もしていない時は基本的に上下の歯は咬み合っておらず、上下前歯の間に2~3mmの隙間がある状態が正しい口のポジションなのです。ブラキシズムは上下の歯が本来の機能を果たす以外にも不自然に咬みあってしまう状態のことで、就寝時に歯をすり合わせる歯ぎしりが一般的によく知られています。

音がしない歯ぎしりもある

歯ぎしりと言えば、歯をすり合わせる時に生じる独特な音が特徴的です。しかし歯ぎしりは歯を横にギリギリさせる以外に、上下の歯をぐっと咬みしめる歯ぎしりや、歯をカチカチと咬み合わせる歯ぎしりがあります。歯を咬みしめる歯ぎしりは音がしないため、一緒に寝ている人がいても気づきにくい傾向にあります。またこの咬みしめるタイプは就寝時だけではなく、起きている時にも無意識に行われている場合が多いため注意が必要です。

歯がうずく以外にも歯ぎしりには様々な症状がある

歯ぎしりは周囲からの指摘がない限り、自身で気づくことは難しいでしょう。また咬みしめるタイプの歯ぎしりの場合は、音も少ないため周囲の人も気づいていない場合があります。しかし歯ぎしりを頻繁に行っていれば、歯や周囲の筋肉などになんらかの症状があらわれます。以下に示す症状が気になる場合、その症状の原因はもしかしたら歯ぎしりにあるかもしれません。歯ぎしりに伴う症状の例を見てみましょう。

・虫歯ではないのに歯がうずく、痛い
・全体的に歯がしみる
・朝起きると顎や頬の肉がだるい
・歯の詰め物が頻繁に取れる

歯ぎしりの原因は「ストレス」

歯ぎしりのメカニズムに関してはまだ解明されていなことも多く、原因はまだはっきりとわかっていません。以前は咬み合わせの異常が歯ぎしりを引き起こすという考え方が主流でしたが、咬み合わせが歯ぎしりの原因となるという科学的根拠は乏しく、現在ではその考えは否定されています。
近年の研究において、歯ぎしりの最大の原因はストレスであるという説が最も有力です。また、ストレス以外にも性格や飲酒、薬剤の服用など様々な要因が関与していると考えらてれます。

歯ぎしりを放置すると

歯ぎしりは歯や周囲の筋肉、顎の関節に大きな負担をかけます。この状態が長引くと口の中だけでなく、全身にも様々な影響を及ぼします。

歯並びを悪くしたり、歯周病が悪化する原因になる

歯ぎしりの弊害を直接受けやすいのが歯やそれを支える歯ぐきや骨などです。歯ぎしりを放置すれば次第に歯がすり減るほか、歯にひびが入ったり割れてしまう危険があります。また歯に対して常に大きな力が加わることで歯が動き出し、歯並びにも影響を及ぼします。さらにその動きは歯を支える骨にもダメージを与え、結果として歯周病を進行させる要因になってしまいます。

顎関節症の原因になる

歯ぎしりは顎の関節にも大きな負担を与えます。歯ぎしりを放置すると顎関節症を招く恐れがあり、顎の関節が痛い、口が開けづらい、口が開かないなどの症状を引き起こします。

頭痛や肩こりの原因にも

歯ぎしりは口の周りの筋肉にも影響を及ぼし、寝ている間も常に筋肉が緊張した状態を引き起こしてしまいます。これによって慢性的な首のこりや肩こりを招くほか、血行不良による頭痛などを引き起こす可能性があります。

歯ぎしりは矯正治療で治せる?

歯ぎしりは矯正治療で治せる?

歯ぎしりをする原因の1つに、歯並びや咬み合わせが挙げられることがあります。しかし双方の関係には科学的根拠がなく、近年は歯ぎしりと咬み合わせの直接的な因果関係は否定されています。

ただ、全く関係がないかと言えば、そうとも言い切れません。なぜなら歯ぎしりの原因として現在最も有力とされているストレスは、歯並びや咬み合わせとも少なからず関係があるからです。ストレスとは、私たちが不快に感じる刺激に対する体の反応のことです。ストレスと聞くと心因的な要因ばかりに目が行きがちですが、実はストレスの原因となる不快な刺激には、極端な暑さや寒さ、騒音、病気なども含まれます。

歯並びや咬み合わせもそのストレスの原因の1つになりえます。例えば歯並びが悪いことで抱える心理的なストレスや、咬み合わせの異常によって筋肉が常に緊張した状態を強いられることによる肉体的ストレスも考えられます。つまり歯並びや咬み合わせの異常によるストレスが歯ぎしりの原因であるならば、矯正治療は歯ぎしりの改善に非常に有効であると言えるでしょう。

まとめ

歯ぎしりは放置しておくと、歯や顎の関節に異常をきたすほか、慢性的な肩こりや頭痛の原因にもなりえます。歯ぎしりと歯並び、咬み合わせには直接的な関係はありませんが、矯正治療を行うことで歯ぎしりが改善されるケースもあるので、気になる方は矯正専門医に相談してみましょう。

ウエディングまでに矯正したい!歯列矯正にかかる期間

ウエディングまでに矯正したい!歯列矯正にかかる期間

結婚式は一生に一度の晴れ舞台ですから、少しでも健康に美しくなりたいと思うもの。歯列矯正もその一つです。しかしいざ歯列矯正を始めても、結婚式までに終わるのかどうかという不安が浮かびます。今回、歯列矯正が完了するまでにどの程度の期間が必要になるのか治療法別に考察します。そして当日、綺麗な歯並びで最高の笑顔でいられるよう、矯正方法も併せてご紹介します。

昨今のウエディング準備に欠かせない「ブライダル矯正」とは?

昨今のウエディング準備に欠かせない「ブライダル矯正」とは?

一生に一度の晴れ舞台。晴れのウエディングを最高の美しさで迎えるため、新婦はブライダルエステを受けるのがお決まりになってきています。そのひとつとして「ブライダル矯正」を始める人が増えているようです。

ブライダル矯正とは?

ウエディング当日までに美しい歯並びを目指し、歯列矯正をおこなうことです。まずは通常の矯正と同じように、お口の精査や検査をおこない、どのような治療になるのか診断します。そしてどれくらいの期間がかかるのかの予測ができたら、ウエディングまでに間に合うようにゴールを決めて矯正をスタートします。

歯列矯正の種類とかかる期間

歯列矯正には、歯並びによってさまざまな方法があり、それによって治療にかかる期間が変わります。

ブラケット矯正

この方法は一本ずつの歯の表面に装置を付けて動かす矯正で、歯並びと噛み合わせが最も綺麗になる矯正と言われています。しかし、装置は目立ちますし、ゆっくりと時間をかけて動かす方法なため、治療期間は2年半から3年程度かかるのが主流です。

歯の裏側にブラケットを付ける矯正

ブラケット矯正では目立つため、歯の裏側にブラケットを装着する方法です。目立たなくなるメリットはありますが、内側にあるため通常よりも違和感も多く、費用も通常の1.5倍。そして期間も3年程度かかるとされています。はじめからウエディングに間に合わない場合には選択するのもよいでしょう。

部分矯正

気になる部分のみに矯正装置を付けて歯を動かす方法です。重なりが大きい歯は抜歯したり、歯を削って小さくして隙間を確保したりすることもあります。この方法であれば、早くて3ヶ月から1年程度で治療を終わらせることが出来ます。全体を動かすわけではないので、短い期間で終わらせたい場合には有効な方法ですが、歯並びは改善されても噛み合わせを治すことはできません。

マウスピース矯正

マウスピースの付け替えを定期的におこないながら、少しずつ歯並びを整えていく方法です。透明なマウスピースは目立たず治療することもできますし、取り外し可能なためウエディング中のみ外すということも可能です。ただし、抜歯が必要なほど歯を大きく動かさなくてはならない歯並びの場合には、マウスピース矯正の対象外であることもあります。治療期間は期間は、きちんと装着し、メンテナンスを継続して1年から2年程度です。

ハイブリット矯正

歯を失ってしまった部分や被せ物をしている歯を利用して、部分矯正とセラミックでの修復を同時進行でおこなう矯正法です。部分的に並べる矯正もおこない、セラミックによる修復で噛み合わせも治すことができます。治療期間は部分矯正と同じくらい短期間ですが、セラミック修復にかかる費用が加算されるため、費用は高額になってしまいます。

自身の矯正法と希望の治療期間によって計画を立てましょう

昨今のウエディング準備に欠かせない「ブライダル矯正」とは?

自身の歯並びによって、どの矯正法でできるのかを診断してもらい、ウエディングに向けてどのように矯正していくか検討します。

ウエディングまでに間に合わないかもしれない…どうする?

歯並びによって、おこなう矯正法や期間はそれぞれ違います。ですから先にブライダルの日程が決まっている場合、治療によっては間に合わないこともあります。当日までに完了が難しいと判断された場合には、式の時期だけ一時的に矯正装置を撤去し、取り外しのきく「リテーナー」という後戻り防止装置を作ります。

これなら取り外しが可能なため、ウエディング中は外して式に臨むことができるのです。そして抜歯した部分のすき間などが空いたままの場所があれば、一時的な仮歯を作り目立たないようにすることも可能です。式終了後には、再び矯正装置を装着して矯正を再開するという流れです。

はじめから目立たない矯正をすることも方法の1つ

歯列矯正はしたい。だけどどう頑張ってもウエディング当日までに間に合わないという方は、着けたままでも目立たない矯正をするというのも方法の1つです。たとえば目立つ金属のブラケットという装置を歯の裏側に付ける方法やマウスピースを装着してかかる圧力で歯を並べる矯正法などがあります。それぞれ歯並びの度合いによってできない場合もありますし、治療にかかる費用も異なります。どの方法を選択すべきかは担当歯科医師としっかりご相談されてくださいね。

まとめ

一生に一度の晴れ舞台に最高の笑顔で臨みたい!そのために歯並びを整えることを検討するというキッカケにはとても良いことだと思います。しかしブライダルエステと違い、矯正法によっては予定に合わせて急いで綺麗にすることが難しい方法もあります。一番良いのはウエディングまでに余裕をもって治療開始されることですが、期間が短い場合でも対応してくれる矯正歯科もありますので、気になる方はぜひ相談してみてください。

横顔の黄金比率Eラインを作るには歯列矯正がおすすめ

横顔の黄金比率Eラインを作るには歯列矯正がおすすめ

綺麗で美しい口元とは、正面だけでなく実は横顔の美しさも求められます。横顔の口元の美しさですが、Eラインと呼ばれる基準で決まります。この綺麗で理想的なEラインと歯列矯正との関係についてご説明します。

理想的な横顔の基準「Eライン」とは

あまり聞き慣れない言葉である「Eライン」とは「エステティックライン」の略語で、横から見て鼻の先と上唇、下唇、そして顎先を結んだ線のことを意味します。この線が一直線になることが、美しい横顔および口元の基準と言われています。Eラインが整っているかどうかは、矯正治療の検査のうちのひとつである「セファログラム」と呼ばれる頭部X線規格写真にて調べることが可能です。

Eラインにおける日本人と欧米人との比較

Eラインにおける日本人と欧米人との比較

日本人と欧米人を比べてみると、骨格の違いからEラインの比率も異なります。Eラインを発表したアメリカの矯正歯科医師による定義では、「上下の唇がEラインに触れず、少し後ろの位置にある」のが理想のEラインとされています。この定義から考えると、日本人の骨格の特徴として鼻がやや低いことから、欧米人の理想の定義よりも、Eラインと上下の唇の先端が接した状態が理想ということになります。

歯並びの悪さや不正咬合とEラインとの関連性とは

歯並びの悪さや噛み合わせの悪さは、Eラインと大きく関わります。綺麗な横顔の定義から考えると、鼻先よりも上唇や下唇そして顎が出ている場合、Eラインが大きく乱れることになります。Eラインを乱す歯並びは次のとおりです。

出っ歯(上顎前突)

いわゆる「出っ歯」と言われている上の歯が飛び出した歯並びです。出っ歯は横から見ると上唇が突き出ているため、Eラインに乱れを生じさせます。

受け口(下顎前突)

下の歯が上の歯よりも出ているため、「受け口」「しゃくれ」と言われる歯並びおよび不正咬合です。Eラインの比率から考えると、上唇よりも下唇や下顎が出ており、Eラインが綺麗な直線になりません。

上下とも歯が出ている(上下顎前突)

専門的には「上下顎前突」と言われ、読んで字の如く、上下の歯ともに前へ突き出している歯並びです。最近目にする「口ゴボ」とも言われているこの不正咬合は、Eラインを大きく乱します。

Eラインが乱れるのは、日常的な悪癖の影響

歯並びが乱れる原因は遺伝的要素が大半を占めています。しかし日常的な癖により、歯並びが乱れてしまうことがあります。

口呼吸

呼吸は本来鼻で行うものです。しかし口で呼吸を行うことで、様々な弊害が起きてしまいます。口呼吸を行うと、口をポカンと開いているために口の中が乾燥し、もともと常駐する細菌が増殖して虫歯や歯周病、口臭などの原因となります。また口呼吸を行う方は、鼻呼吸の方に比べて舌の位置が異なります。本来舌の位置は、上の前歯の歯ぐきに触れているべきです。ところが口呼吸を行うと、本来正しい位置にあるべき舌の位置が、下の歯の後ろ辺りにあることが多いために、だんだん歯が前へ出てしまうことから出っ歯になりやすくなります。

舌で歯を押す癖

つい無意識に舌で歯を押してしまう癖をお持ちの方もいるようです。歯は動かないようで、実は物理的な力で動く性質があるため、ずっと舌で歯を押していると少しずつ歯が前へ押されてしまい、歯が出てしまって歯並びや噛み合わせが乱れてしまいます。口呼吸の欄で述べたように、正しい位置に舌を持っていくよう、普段から意識しなければいけません。

横顔の輪郭を整えるためには歯列矯正が効果的

歯列矯正が適している理由について

横顔の美しさの基準であるEラインを乱す原因は、歯並びの悪さです。歯並びを整える歯列矯正を行うことで、綺麗な歯並びおよび口元に改善することができます。

ブラケットとワイヤーによる歯列矯正

抜歯を伴わず、矯正装置を付けることで歯並びを綺麗に整えることは可能です。しかし抜歯をしない矯正にこだわりすぎると、歯並びは整ってもEラインが乱れる可能性があります。特に顎の骨の成長が完成した成人後の歯並びの乱れは、しばしば抜歯を伴う場合があります。抜歯を行うことで歯がきちんと並ぶスペースを確保し、乱れた歯並びをブラケットとワイヤーで歯列および噛み合わせを整えます。

マウスピースによる歯列矯正

取り外し可能で、目立たずに矯正治療ができることで人気を集めているマウスピース矯正ですが、マウスピース矯正で行える症例には限りがあるため、ブラケット矯正のようにどんな症例にも対応できない場合があります。程度の軽い出っ歯や、抜歯の必要がなく、正しい噛み合わせを導くことができる症例などはマウスピース矯正が適しているでしょう。
このように、歯列矯正を行うことで歯並びを綺麗に整え、前へ出てしまっている口元を後ろに下げることが可能です。しかし大きく顎が前へ出ており、しゃくれたような受け口は歯列矯正だけでは改善が難しく、外科手術を伴う治療が必要な場合もあります。レントゲン撮影をはじめとした検査で詳しく調べ、矯正治療で改善が可能かどうか判断する必要があるでしょう。

歯列を整えて、美しいEラインを目指す

口元の美しさは、顔全体の印象に大きく関わります。口元を整えるために歯列矯正を行うことは、綺麗な歯並びを手に入れるだけでなく、正しい噛み合わせや顔全体のバランスを整えることを目的としています。その結果、綺麗なEラインも手に入れることができることになります。いちど横顔をチェックし、Eラインが整っているかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。

すきっ歯を埋める治療法には歯列矯正が最適

すきっ歯を埋める治療法には歯列矯正が最適

歯並びの悪さには様々な種類があります。その中のひとつの「すきっ歯」は、歯と歯の間に隙間がある歯並びで、見た目にコンプレックスを感じている方も多いのではないでしょうか。このすきっ歯を治すための治療として、歯列矯正が適している理由をご紹介します。

すきっ歯の種類について

すきっ歯は専門的には「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼ばれ、すきっ歯とは一般的な呼び方です。歯と歯の間に隙間があるすきっ歯には、いくつかの種類があります。

正中離開

すきっ歯の中でも最も多くみられる歯並びで、上の前歯の間に2ミリほどの隙間がある歯並びです。

歯間空隙(しかんくうげき)

別名「ブラックトライアングル」とも言われるこのすきっ歯は、歯と歯の間に隙間はないものの根元に隙間があり、見た目が黒い逆三角形に見えることからそのように呼ばれています。

ハの字型および歯が小さいことで生じる隙間

軽度の叢生(歯並びの悪さ)から引き起こされる、前歯が「ハの字」になり隙間が生じているすきっ歯です。また歯そのものが小さいため、全体的に隙間が生じることもあります。なお、乳歯に見られる歯と歯の間の隙間は永久歯が生えてくることで改善されることが多いため、あまり気にすることはないようです。

すきっ歯の原因とは

ではどうしてすきっ歯になってしまうのでしょうか。その理由として、以下のことが考えられます。

遺伝的要素によるもの

すきっ歯になる原因としていちばん考えられる理由は、遺伝的要素です。顎の大きさに対して歯が小さい、また生まれつき歯の数が少ない場合など、すきっ歯には遺伝的な要素が大きく関わっていると言われています。

虫歯や舌癖など、口腔内の状態が原因のもの

遺伝的要素ではなく、虫歯で歯を失ってそのままにしておくことや、歯周病で歯ぐきが下がることで歯に隙間が生じることがあります。また虫歯治療で、詰め物や被せ物を作製したにもかかわらず、何らかの理由で長期間装着しないままの状態が続くと、歯が動いて隙間ができる可能性があります。舌で前歯を押す悪癖も、歯と歯の間に隙間をつくる原因となります。

すきっ歯による影響とは

すきっ歯による影響とは

すきっ歯は見た目のコンプレックスの他に、口腔内の機能にも影響しやすいようです。その影響として、空気が漏れやすく滑舌が悪くなると言われています。特にサ行、タ行にその影響が出やすいようです。

奥歯にすきっ歯がある場合、噛み合わせに影響が出ることが考えられます。噛み合わせがずれてしまうと、しっかりと噛むことができないだけでなく、肩凝りや頭痛などを引き起こす要因にもなります。

また歯の隙間に食べかすが残りやすく、隙間が狭いすきっ歯は特に歯ブラシの毛先が届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに残った食べかすが引き金となり、口臭が発生しやすいという点もすきっ歯の特徴です。

すきっ歯の治療法として最も適している歯列矯正

ではすきっ歯はどのような治療を選べば良いのでしょうか。すきっ歯の治療法として最も適している治療法は歯列矯正です。他にも治療法の選択肢としてよく知られているのはラミネートベニア、ダイレクトボンディング、セラミック治療です。それぞれにメリットとデメリットがありますが、すきっ歯の治療にはなぜ歯列矯正がいちばん適しているのでしょうか。

歯列矯正が適している理由について

歯列矯正が適している理由について

歯列矯正は時間がかかり、すぐには効果が出ないというデメリットがあるにもかかわらず、歯列矯正が最も優れている理由として、歯を削ることがないということです。歯は削るとその分寿命が短くなると言われています。健康な歯を削らずに歯を動かして隙間を埋める歯列矯正は、長く自分の歯を残すためには最適です。

また隙間を埋めるだけでなく、全体の噛み合わせもきちんと整える必要がありますが、歯列矯正は少しずつ歯を動かしながら、最終的に噛み合わせを正しくするという目的があります。噛み合わせは口の中の機能だけでなく、体のバランスを整えるためにも非常に重要です。このようなことから、歯の間の隙間を埋めつつ噛み合わせを正しいものに導く歯列矯正が最適な治療法と言えるでしょう。

すきっ歯を治す歯列矯正について

歯と歯の隙間を埋めて、歯並びと噛み合わせを整える矯正治療には、ブラケットを使った方法とマウスピースを用いた方法があります。

ブラケット+ワイヤー矯正

歯列矯正として最もポピュラーな治療法で、ほとんどの症例に対応できます。歯の表面にブラケットと呼ばれる小さなボタンを取り付け、そこへワイヤーを通して少しずつ歯を動かして、隙間を埋めていきます。矯正治療は自費のため、費用は歯科医院により様々です。相場として片顎20~40万くらいと言われていますが、上下とも歯列矯正を行う場合はおよそ2倍になります。

通常のブラケットはメタル(金属)素材で口を開けたときにかなり目立ってしまうことが大きなデメリットです。装置がギラギラとして目立つのが嫌という方には、セラミックなどで作られた目立たないクリアブラケットを選択することが出来ます。ただし費用はメタルに比べると高くなります。
また歯列矯正は少しずつ歯を動かしていくため、治療期間は数ヶ月単位と長くなります。口腔内の衛生管理もやや難しく、ブラケットやワイヤーの間に食べ物が挟まりやすいことから、虫歯リスクを伴います。

リンガル矯正

メタルブラケットを表面につける一般的な矯正治療は、とにかく目立ってしまうという理由で矯正治療を敬遠する方もいらっしゃいます。そこで歯の裏側に装置を取り付けて歯を動かすという「リンガル矯正」があります。特に前歯が出ている出っ歯の方や、歯の間の隙間が気になる方に効果的です。デメリットとしては時間がかかること、そして費用が表側につけるよりも高くなることです。

マウスピース矯正

インビザラインなど、目立たない取り外し式のマウスピース矯正が人気を集めています。マウスピースを1日20時間以上装着し、一定期間ごとに新しいマウスピースを装着して少しずつ歯を動かしていきます。取り外し式のため歯みがきが行いやすく、口腔内の衛生を清潔に保つことができます。透明なマウスピースのため、人前に出ても矯正治療を行っていることがほぼわかりません。

デメリットは、症例が限られている場合があること、そして抜歯を伴う歯列矯正では治療が難しいことです。マウスピース矯正を希望する場合、マウスピース矯正の実績が豊富な歯科医院を選ぶことが大切です。

すきっ歯だけ埋めることができても、全体の噛み合わせがきちんと整えられていない場合、噛み合わせの異常により色々な不具合が出てきます。マウスピース矯正を考えておられる方は、歯並びを治すだけでなく、実績豊富で噛み合わせもきちんと確認する方針の歯科医院を選ぶことが大切です。

すきっ歯が気になる方は、実績のある歯科医院で相談を

すきっ歯を改善する治療法はいくつかありますが、なぜ歯列矯正による治療法が優れているかをご紹介しました。隙間の広さや全体的な歯並びによって、適した治療法は異なってきます。すきっ歯が気になる方は、実績や症例が豊富な歯科医院に相談するようにして下さい。

しゃくれの種類と原因とは!?矯正で治る可能性も

しゃくれの種類と原因とは!?矯正で治る可能性も

下の顎が前に出ている「しゃくれ」は、咬み合わせや発音にも異常を生じる場合があります。何よりしゃくれはその顔貌に悩みをもつ人が多いでしょう。ただ、しゃくれにも様々なタイプがあり、美容整形まで踏み込まなくても矯正治療で治るケースもあります。またしゃくれの原因となる癖などを早めに治すことで、しゃくれを予防したり改善することも可能です。
今回はしゃくれのタイプやその原因、そしてしゃくれを予防する方法やしゃくれを治す矯正治療などについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

しゃくれのタイプとその原因

一般的にしゃくれと言うと、下の顎が上の顎より前に出ている顔貌を示します。ただ、しゃくれには骨格的な問題から生じるものと歯並びの問題から生じるものがあり、その原因も様々です。

しゃくれには2つのタイプがある

しゃくれのタイプの1つは、下の顎の位置や大きさに異常があるケースです。歯科では「下顎前突症(かがくぜんとつしょう)」と言い、下顎の骨が前方に突き出し、それによって咬み合わせも全体的に前方へずれてしまいます。
しゃくれのもう1つのタイプは、歯並びに問題があるケースです。通常、前歯は上の歯が下の歯を少し覆うような位置で生えそろいます。しかし上の前歯が内向きに生える、もしくは下の前歯が外向きに生えることで、前歯の咬み合わせが反対になる場合があります。歯科ではこれを「反対咬合」と言い、反対咬合には骨格の異常を伴うものと、骨格には問題がなく歯並びのみに限定されるものがあります。
反対咬合は「受け口」とも呼ばれ、しゃくれとは厳密に区別される場合もありますが、下顎前突症と反対咬合を総じてしゃくれと呼ぶことが多いようです。

しゃくれには先天的と後天的原因がある

下顎前突症のように骨格的に異常があるしゃくれは、その原因に遺伝的要素が関係しています。人種的に見ても、日本人を含む黄色人種は、他の人種よりも下顎前突の人が多いようです。
しかし、しゃくれは生まれつきによるものばかりとは限りません。しゃくれは、指しゃぶりや舌を前に突き出す、顎を前に突き出すなどのような習癖によっても引きこされます。また口呼吸も顎をしゃくれさせる大きな原因です。

しゃくれは自分で治せるのか?

しゃくれは自分で治せるのか?

近年では様々な情報があふれており、しゃくれを自分で治すマッサージなどの方法などの情報も多く見受けられます。しかし、しゃくれは自己判断で治そうとすると非常に危険です。情報を安易に信じて実行すると、かえって顔貌を変形させたり、歯並びが悪くなる危険があります。ネット上の情報を実践する時は、歯科医師に相談した上で、大丈夫だと判断された場合のみにしましょう。
しゃくれには先に述べたような習癖が原因で引き起こされる場合があります。もしそのような「癖」に心当たりのある方は、その癖を見直すことでしゃくれを予防したり、多少の改善を見込むことができるでしょう。

舌の位置に注意する

しゃくれを引き起こしやすい要因の1つが舌の位置です。舌は安静にしている時に、上の顎と接触している状態が正しい位置になります。しかし舌が上の顎ではなく、下の顎の内側にすっぽりと入りこんでいる状態の場合、舌が下顎を前に突き出す力が加わりやすく、しゃくれの原因になっています。
特に注意すべきは、鼻づまりなどが原因で口呼吸をしてしまうケースです。口で呼吸すると、舌の位置は下の顎の中に留まらざるを得ず、結果としてしゃくれを促す要因となってしまします。しゃくれが気になる人は一度自分の舌の位置を確認してみて、もし問題があれば舌を上の顎に接触させるポジジョンを意識するように心がけましょう。

その他の癖も早く治しておこう

しゃくれは舌の位置の他に、指しゃぶりや爪噛み、また下の顎をわざと突き出すといった行為よっても引き起こされます。特に成長過程の子供には注意が必要で、早いうちからこのような癖を治しておかないと、歯並びが悪くなったり下の顎を不用意に前に突き出させてしまう原因になってしまいます。

しゃくれは矯正治療で治る

しゃくれは矯正治療で治る

しゃくれを治すには、やはり歯科で専門的な治療を受けることが1番安全です。小さな子供であれば矯正治療によって顎の成長をコントロールすることで、早い段階からしゃくれを予防することができます。

またしゃくれは成人であっても矯正治療で改善することは可能です。しゃくれは上の歯よりも下の歯が前にでているため、矯正治療で上の歯を前に出したり、下の歯を引っ込めたりすることによってしゃくれを改善することができます。

ただ骨格のズレが大きく、矯正治療のみでは改善が難しいケースもあります。その場合は矯正治療に加え外科手術が必要になるでしょう。

まとめ

しゃくれの多くは遺伝的要素が関係してますが、中には生まれた後の習癖によってしゃくれが引き起こされる場合もあります。したがって「遺伝だから仕方がない」と諦めてしまう前に、しゃくれになる要因が遺伝以外にも隠れていないかをよく見極めることがとても重要です。

また安易な情報でしゃくれを自分で治そうとするのは非常に危険です。しゃくれは矯正治療でも治る可能性があるので、まずは専門医に相談してみましょう。

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