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歯科コラム

歯が抜けるかも?子供の乳歯がグラグラしてきた時の正しい抜き方

我が子の歯がグラグラとしてくると、ある意味、子供の成長を感じるものですね。でも、その乳歯がグラグラしていることを気にするお子さんを見ていると一気に抜いてしまった方が良いのではないか?などと思う親御さんも少なくないでしょう。歯が抜けると通常は永久歯が生えてきます。しかし、誤った方法で乳歯を抜いてしまうと後にトラブルとなることもあります。
ここでは、お子さんのグラグラした乳歯を抜く正しい方法についてスマイルコンセプトがご紹介したいと思います。

グラグラしている乳歯はどうすればいい?

グラグラしている乳歯はどうすればいい?

乳歯が抜け始める時期は、一般的には6歳頃からです。永久歯の根が作られ始めると乳歯の根が少しずつ溶け、自然と乳歯がグラつき抜け落ちるようになっています。そして、そこから永久歯が生えてきます。適正な歯の生え変わりとなった乳歯は、ごく自然に抜け落ちることが多いですが、歯並びや噛み合わせによっては、グラグラしたままなかなか抜けてくれないこともあります。乳歯がグラついていることで食事の摂取がしにくいこともあり、本人も親御さんも早く抜きたいと思うこともあるでしょう。しかし、グラグラした乳歯が自然な状態で抜け落ちるには数ヵ月かかることもあり、自然に抜けるまで気長に待つことにしましょう。とはいえ、一般的に歯が抜けるとされる時期が定められているもののあまりにも極端に早い時期から歯がグラグラしている場合は、歯列不正であることも考えられるため早めに歯医者さんへ行って歯の状態を診察してもらいましょう。

自宅で乳歯を抜くには

グラグラしている乳歯を自宅で抜くには、
●指で一気に引っ張る
●フロスを使用する

どちらの方法を実践するにしても傷をしっかりと圧迫し、止血するようにしてください。ガーゼやティッシュで患部を抑えるなどして10分ほど止血します。ただし、抜いた後、乳歯の根が残っていたり患部が腫れたり痛みが生じる場合は、早急に歯医者さんを受診してください。

こんな時は注意して

こんな時は注意して

乳歯がまだ抜けていないのに別の場所に永久歯が生えてくることがあります。また、何らかの原因で永久歯が作られていないため大人になっても乳歯が抜けないというケースがあります。その場合は、永久歯が作られているかどうか歯医者さんでレントゲンを撮ってもらい確認してもらう必要があります。また、乳歯は抜けたものの永久歯が生えてこないということもあります。それは、個人差があり長い年月をかけて生えてくる方もいます。通常、3ヵ月ほど生えてこない場合は永久歯が作られていないことを考慮し、歯医者さんへ行くようにしてください。

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