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歯科コラム

噛み合わせがあまりよくない?顎を動かしてしまうクセの危険性

無意識に顎を動かすクセがある方はいませんか?こういったクセは咀嚼筋(そしゃくきん・ものを噛むための筋肉)や顎関節に疲労・緊張状態を強いることになり、やがて顎関節症になる危険性があります。

あややや森高千里も……顎関節症の恐怖

顎関節症の恐怖

顎の関節は、耳の穴の前方1センチくらいのところにあり、ちょうつがいのように動いて、顎を開けたり閉めたりしています。このとき、ちょうつがいがずれてきつくなりすぎると、顎を開けたときに音が鳴るようになります。この状態が顎関節症です。
顎関節症では、「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などの症状が現れます。たかが顎の痛みと思って放置していると、炎症を起こして痛んだり、口を大きく開けられなくなったりとしだいにひどくなります。顎の症状だけでなく、頭痛、肩こり、手足や腰のしびれ、めまい、耳鳴り、胸の痛み、鼻詰まり、吐き気、食欲低下、疲労感、イライラ、不眠など、全身に症状を引き起こす可能性もあります。
以前には、歌手の森高千里さんや松浦亜弥さんが顎関節症の症状を訴えたことで話題になりました。松浦亜弥さんは、「顎がずれたまま戻らなくなるようになった」といい、長時間ステージに立つのは危険と医者から判断され、一時公演をキャンセルしています。森高千里さんも、顎関節症の発生からステージ復帰まで1年半を要したといいます。

顎関節症の症状とは

顎関節症の原因はさまざまで、精神的ストレス、歯ぎしり、歯をくいしばるクセ、噛み合わせの異常、虫歯や歯周病、あごの損傷などが挙げられます。
森高さんと松浦さんの場合は、芸能人なので歯科治療をしていて噛み合わせが悪くなった可能性も考えられます。また、歌手という職業柄、長時間口を開けていることも、症状を悪化させた原因でしょう。
最近では、20~30代の若い女性に発症例が多くみられることから、柔らかい食べ物ばかりを食べる現代生活の中で、顎の力が弱くなったことも原因と考えられています。

顎関節症の治療法

顎関節症の治療法

顎関節症の治療方法として、マウスピースで顎を矯正する、噛み合わせを整えるために詰め物を削る、姿勢を矯正するなどがあります。ただ、日常生活の中でなにげない動作が顎に負担をかけていると理解できていないと、慢性化して症状を繰り返すことになります。
顎関節外来や歯科、口腔外科などを受診し、歯医者さんと適切な治療法を相談していきましょう。また、顎の筋肉を鍛える運動をするなど、日ごろからのセルフケアも大切です。

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