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ブラケットで矯正する場合のホワイトニングの順番

ブラケットで矯正する場合のホワイトニングの順番

歯列の整った綺麗な歯並びと美しく輝く白い歯は、素敵な口元と笑顔を演出してくれます。歯列矯正はもちろん、ホワイトニングを行う方が増えていますが、ブラケット矯正とホワイトニングでは、どういった順番で行うと良いのでしょうか。またホワイトニングに関する注意点についてもお話しします。

歯列矯正とホワイトニングの併用について

歯列矯正には、ブラケットとワイヤーといった装置を歯に固定して行う一般的な方法と、取り外しが可能なマウスピース矯正、床矯正があります。口元を綺麗に整えるために、歯列矯正を行いながらホワイトニングを行うことはできるのでしょうか。

マウスピース矯正は同時に行うことが可能

マウスピース矯正は同時に行うことが可能

歯に矯正装置を固定しないマウスピース矯正は、ホワイトニングを同時に行うことが可能なのです。

ホワイトニングには歯科医院で行うホワイトニングと自宅で行うものがあり、自宅で行うホームホワイトニングは、マウスピースの中に専用のホワイトニング薬剤を流し、1日2時間ほど装着して歯を白くしていきます。
マウスピース矯正を行っている場合、矯正用のマウスピースにホワイトニングの薬剤を流し込み、いつものようにマウスピースを装着します。
マウスピース矯正は、ホワイトニングと歯列矯正を同時に行うことができるため、主に女性からの人気が高い方法です。
ただしホワイトニングの薬剤には濃度があり、歯科医院から指示された時間を守らないと痛みを伴うため、指示された時間を超えないようにするよう注意が必要です。
一度マウスピースを外し、歯とマウスピースに付着した薬剤を綺麗に落としてから、再び装着するようにします。

ブラケット矯正におけるホワイトニングの順番とは

一方ブラケットとワイヤーによる一般的な矯正でのホワイトニングはどうでしょうか。こちらは歯に矯正装置を固定することにより、まず虫歯リスクが高くなります。

歯にブラケットやワイヤーが固定されていることにより歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れが溜まりやすくなっています。ここから虫歯の一歩手間である「脱灰」という状態が引き起こされ、やがて虫歯になることが多くあります。

虫歯手前の歯や虫歯になった状態でホワイトニングを行うと、薬剤が染みるだけでなく、歯にとっても良くありません。また矯正装置が固定されていると、マウスピースを使うホームホワイトニングを行うことは難しいため、矯正治療を終え、脱灰や虫歯を治療してからホワイトニングを行うという順番が望ましいでしょう。

また歯並びの状態にもよりますが、矯正治療は時間をかけて歯並びを整えます。ホワイトニングは定期的に行わないと、白さが後戻りしてしまうため、ブラケット矯正を行う前にホワイトニングを行うと、治療期間中に白さが後戻りしてしまいます。
ブラケット矯正ではマウスピースを着けることができないため、白さを持続させるためのホームホワイトニングを行えません。せっかく白くした歯も、これでは効率が悪くなります。

時間はかかりますが、歯並びを綺麗に整えたあと、オフィスホワイトニングで一気に白くし、ホームホワイトニングで白さを持続させることがいちばん理想的と言えます。
矯正治療を終えたあとにホワイトニングを行うほうが、金銭的に考えても効率よく白い歯を手にすることができます。

どうしても矯正をしながら同時に歯を白くしたいと考えるなら、歯の裏側にブラケットを着けるリンガル矯正を行う方法もあります。かかりつけの歯科医院にリンガル矯正が可能かどうか相談してみてください。

ホワイトニングを行う前の注意点

ホワイトニングを行う前の注意点

ホワイトニングにはオフィスホワイトニングという歯科医院で行うものや、自宅で行うホームホワイトニング、その2つを併用するデュアルホワイトニングがありますが、どの方法で行うにも注意点があります。

それは、口腔内をホワイトニングが出来るような状態に整えることです。ホワイトニングを希望しても、その場ですぐに施術可能とは限りません。

歯科医師が口腔内を精査し、虫歯や歯周病になっていないかどうかをまず確認します。ホワイトニングは、過酸化水素水という薬剤を使用し、歯を漂白して色素を分解して行います。

そのため、虫歯や歯周病で歯ぐきに炎症がある場合、薬剤が染みてとても痛い思いをしてしまいます。

歯を痛めないためにも事前の精査を行い、虫歯や歯周病が認められた場合はまず治療を行い、歯石が付着している場合もまず歯石除去を行うなど、ホワイトニング施術前に口腔内の状態を整えておきます。

また知覚過敏がある方は、薬剤の刺激が強く、激痛を感じる恐れがあるためホワイトニングはできません。知覚過敏の方が歯を白くしたい場合は、PMTCがお薦めです。

イベントに合わせて歯を白くしたい場合、少なくとも1か月前には来院する

イベントに合わせて歯を白くしたい場合、少なくとも1か月前には来院する

結婚式やパーティーなど、イベントまでに歯を白くしたい!とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
ホワイトニングは歯をとても白くする効果が高いため、イベントに合わせて歯を白くするととても良い印象が残るでしょう。

上記の通り、ホワイトニングはすぐにできない場合があります。特にホームホワイトニングはゆっくりと時間をかけて白くするため、オフィスのように即効性はありません。個人差はありますが、白くなってきたと実感できるまで1か月を要します。またホワイトニングに入る前に治療を要する場合もあります。
イベントに合わせて歯を白くしたい場合、最低でも1ヶ月半前には歯科医院で口腔内の状態を確認する必要があります。

効率のよい順番で、綺麗な口元を

ブラケット矯正でホワイトニングを行う場合、効率の良い順番で行うことで歯列の整った本当に美しい口元になります。

また口元を綺麗にすることで、歯や口腔内に関する意識が高まり、今後歯を大切にするモチベーションが高まることも相乗効果として期待できるでしょう。

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