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矯正歯科ブログ

歯並び・噛み合わせが運動能力にも関係する

歯並び・噛み合わせが運動能力にも関係する

矯正治療やセラミック矯正を希望してくる人の多くは、「歯並びを綺麗にしたい」という審美的な面の改善を目的に来院されます。スマイルコンセプトでも、審美歯科に重点を置いておりますので、そのような患者さんが多いのは当たり前といえば当たり前なのですが、歯並び・噛み合わせを正常な状態に持っていくことは、体の健康面の改善だけでなく、運動能力にも実は大きく影響してきます。今回は歯並び・噛み合わせが運動能力にどのような影響をもたらすのか、見ていきましょう。

一流スポーツ選手は歯にとても気を使っている

一流スポーツ選手は歯にとても気を使っている

有名スポーツ選手やオリンピックに出るような一流スポーツ選手は、歯の健康にとても気を使っています。それは歯の健康状態や、歯並び・噛み合わせというものが、スポーツのパフォーマンスに大きく影響を与えるのを知っているからです。かつて陸上競技の短距離走者として金メダルを取ったことのあるカール・ルイスは、問題のあった歯並びを矯正治療で治した後に、飛躍的に記録を伸ばすことができたことで金メダルを取るに至ったとも言われています。

なぜ、歯並びや噛み合わせが運動能力と関係ある?

なぜ歯並びや噛み合わせが運動能力に関係してくるのか、その理由は次の通りです。

噛み合わせが悪いと、最大限の力を発揮できない

人間は、何か重いものを持ち上げたり、力を出したりする必要のある時には奥歯で食いしばるものです。スポーツではグッと奥歯を噛み締めて最大限の力を出すことで、パフォーマンスがアップしますが、グッと噛み締められない噛み合わせでは、最大限の力を発揮することができません。

噛み合わせが悪いと体全体の筋肉バランスがおかしくなる

噛み合わせと体の筋肉のバランスというのは実は関連性があります。噛み合わせがずれていると、そのズレをどこかで補正しようとします。噛む筋肉とその周囲の筋肉、つまり首や肩などの筋肉は全てつながっているのですが、噛み合わせが悪く、噛む筋肉のバランスがおかしいと、それにつながる筋肉もバランスがおかしくなってしまうのです。それが全身の筋肉にまで及んでしまうと、肩・腰・足の骨格にまで影響し、姿勢が歪んでしまうことに繋がります。

歯並びが悪いとスタミナ不足になりやすい

歯並びがガタガタで、歯並びの大きさが狭くなっているケース、上下の噛み合わせが深いケース(噛むと下の歯が上の歯で隠れて見えないようなケース)などにおいては、舌の置き場所が小さいため、喉の方に引っ込む低位舌の状態になります。すると、その分喉が狭くなって酸素が効率よく取り込めず、すぐ息切れしてスタミナが持ちません。また、出っ歯などの歯並びが原因で、唇が閉められず口呼吸になっている場合も、酸素不足になりやすいため、持久力などに影響してくる可能性があります。

健康的な歯並び・噛み合わせを持つことで体も健康になる

健康な歯並び・噛み合わせだと、食べ物をしっかり噛むことができるため、体も常に健康な状態を保ちやすくなります。また、歯並び・噛み合わせが正常だと、歯周病や虫歯にもなりにくくなるため、歯が痛くなる、よく噛めない、という事態が起こりにくくなります。

スポーツにおける歯並び・噛み合わせの問題を解決するには

スポーツにおける歯並び・噛み合わせの問題を解決するには

スポーツ能力を向上させたいがなかなかうまくいかない、という場合に、もし悪い歯並びや、噛み合わせに心当たりがあるようであれば、次のようなことを試してみるといいかもしれません。

治療が必要な歯を放置しない

歯並びや噛み合わせの悪さは、乳歯から永久歯に生え変わった時にそうなってしまう、ということが多いですが、全部永久歯に変わった後、なんらかの理由でだんだん悪くなってしまうこともあります。例えば虫歯や詰め物が取れたところを放置したり、抜けた歯をそのままにしていたりするようなケースにおいては、歯が移動したり、倒れてくることで、歯並び・噛み合わせが崩れてしまうことがあります。また、歯周病の場合でも進行してくると、歯がぐらついてしっかり噛めなくなるため、どこか歯の状態でよくないところがあるなら、放置せず積極的に治療を受けましょう。

歯列矯正治療を受ける

歯並びがガタガタである、出っ歯などで口が閉められない、というようなケースでは、健康のためにも歯列矯正治療を受けることをおすすめします。現在では成人向けに目立たない矯正方法も多くあります。当院スマイルコンセプトでも目立たない矯正治療を行なっております。お気軽にお尋ねください。

スポーツマウスピースを入れる

矯正治療になかなか踏ん切りがつかない、という人は、スポーツ用のマウスピースを作ってみるという方法もあります。マウスピースとしては眠っている間に歯ぎしりをしないためのものが有名ですが、スポーツの時につけるマウスピースもあります。このマウスピースは、もともと、ラグビーなどの衝撃を強く受けるスポーツで歯を衝撃から保護する目的で使われていますが、噛み合わせのずれを補正し、しっかりと噛めるようになることで運動能力を発揮する能力が高まる、とも言われています。しかし、異物が入ることで逆に気になってスポーツに集中できない、という場合もあるようなので、一度、歯科医院で相談してみると良いでしょう。

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