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知覚過敏になる?矯正中に感じる歯の痛みの原因

知覚過敏になる?矯正中に感じる歯の痛みの原因

矯正中は冷たいものを食べると歯がしみるなどの症状が出ることがあります。この痛みの原因は知覚過敏です。知覚過敏はメディアでもよく取り上げられることから、ご存知の方も多いことでしょう。この知覚過敏が矯正治療中に起こる可能性もあるのです。歯に痛みを感じる知覚過敏ですが、そもそもどのような仕組みで歯に痛みを感じるのでしょうか。今回は、知覚過敏と矯正の関係についてご紹介します。

矯正中に歯が痛むのはなぜ?

歯の中心には神経が通っています。歯髄と呼ばれるこの神経は、冷たいものなどの刺激で痛みを感じます。歯へ栄養を供給したり、炎症などの刺激から歯を守るための役割があります。通常は、神経の外側には象牙質があり、さらにその外側にはエナメル質があるため、神経は守られているのです。エナメル質はとても固い素材のため、外からの刺激を防ぐ効果があります。
このエナメルが擦り減ったり傷付くなどして、神経まで刺激が伝わることでしみるなどの症状を感じます。歯ぎしりなど歯が削れる習慣がある方は、特に注意が必要です。マウスピースの装着で歯ぎしりの際の摩耗を防ぐことは出来ますが、根本的な歯ぎしりの治療には長い期間が必要になります。

矯正治療で歯に負担がかかることも

矯正治療では、ワイヤー等で力を加えて歯を移動させていきます。その移動距離は月に1ミリとも言われています。特に歯科医院で治療のステップをあげるために、ワイヤーを締める際には、一点に強い力が加わりやすくなります。ワイヤーが強く当たることで、その部分の歯がしみることもあります。新しいワイヤーに交換するなど、大きく力が加わるタイミングで痛みを感じるケースが多いです。
歯を動かすと歯ぐきとの間に隙間が生じますが、その隙間が知覚過敏を起こす原因の1つになるのです。

歯周病では歯周ポケットができて痛みを感じますが、それに近い状態です。この隙間は歯の移動が終わるとなくなりますので、知覚過敏は一時的なものといわれています。また、歯並びによっては、矯正前は傾斜して生えているなど、歯ぐきに隠れた状態のケースもあります。このような歯が治療により、起き上がり、隠れていた部分が歯ぐきの外に露出することで刺激が伝わることもあります。

矯正装置の種類が違っても知覚過敏が起こる可能性があるのか

矯正装置にはいくつかの種類がありますが、ワイヤー矯正はワイヤー力が歯に伝わりやすく、知覚過敏になりやすいものです。しかしながら、マウスピース矯正を使っていても、知覚過敏になることもあります。治療中に歯を動かすことで歯と歯ぐきの間に隙間が出来、歯周ポケットに近い状態になるためです。矯正治療の知覚過敏は短期間で治ることも多く、まずは様子を見ることで改善されることもあります。

矯正中に知覚過敏がひどい場合の予防策

矯正中に知覚過敏がひどい場合の予防策

知覚過敏になると普段の食事もままならないほどの痛みを感じることもあります。大半の知覚過敏は時間の経過とともに治まりますが、それでも改善がされない場合には予防治療を行います。
すぐに出来ることとして、「歯磨きの際に気を付ける」点があげられます。矯正治療をしていると食べかすが挟まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、必要以上に歯を強く磨いてしまい、傷つけてしまう恐れがあります。柔らかい歯ブラシで磨くなどの対策が必要です。

また、知覚過敏対策のアイテムとして、市販品や歯科医院で販売されている知覚過敏用の歯磨き粉の利用も効果的です。使用することによって歯にバリアを作る効果が期待できます。歯磨き粉には、乳酸アルミニウム、硝酸カリウムなどが含まれているので、象牙細管を塞ぎ、歯髄神経を麻痺させ痛みを感じにくくさせます。その他にもフッ素ジェルを塗ることで痛みを防ぐ方法もあります。

歯科医院で行う治療法では、レーザー治療があげられます。レーザーを、歯の痛みを感じる箇所に照射することで象牙質への痛みを感じにくくする効果があるというものです。この治療は歯科医院によって行っていないところもあるため、治療を希望する際は事前に確認するようにしましょう。

歯を削ったことで知覚過敏に!?

矯正治療中には、歯を並べるスペースを作るために、歯が接する部分を削り、歯を移動させることがあります。これはディスキングと呼ばれ、ノコギリのようなもので、歯を削っていきます。
基本的には歯のエナメル質を削るため、内側の象牙質が傷つくことはありませんが、何かの拍子に象牙質が傷つくと知覚過敏を感じる可能性もあります。
しかしながら、痛みが知覚過敏ではなく、歯周炎の場合もあることから、セカンドオピニオン等で原因を突き止めることが大切です。

まとめ

今回ご紹介したように、矯正治療中でも知覚過敏になる可能性はあります。しかしながら、一時的に知覚過敏が起きていることもありますので、まずは家庭でも出来る対処を行い、それでも症状が改善されない場合には、歯科医院で治療を行うことをおすすめします。

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