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矯正が認知症予防になる理由とは?予防のためには残った歯の数が重要

矯正が認知症予防になる理由

矯正治療と聞くとどんなことを思い浮かべるでしょうか。ガタガタの歯並びを綺麗にし、見た目も噛み合わせもしっかりとしたものに改善する。今よりももっと歯の状態がよくなる。顔の形がよくなる。女性の方なら特に見た目の審美性を重視するでしょう。
ですが、歯の矯正治療は歯だけにメリットがあるとは限りません。
今回は矯正治療が認知症予防につながる理由などについて、詳しくお話していきます。

矯正治療とは

矯正治療とはそもそもなぜ行うのでしょうか。
行う理由は十人十色ですが、基本的には、「歯並びの改善」「噛み合わせの改善」「見た目の改善」といったことが主な理由として挙げられます。

ですが、本来の矯正とは、そういったことに留まりません。矯正治療とは「歯をあるべき場所に戻し、自分自身の口腔ケアをしっかりと行うことができるようになること」が非常に重要なのです。歯並びが整うと、自然と毎日の歯磨きが行いやすくなります。そしてしっかりと磨くことができるようになるので、虫歯のリスクも少なくなります。正しい噛み合わせになることで、歯一本一本の寿命が矯正前と比べると格段に伸びることが研究で明らかになっています。「正しい位置で噛む」ということは、歯の健康にとってとても大切なことです。
現代では食卓に固いものが並ぶことがめっきりと減ってしまいました。簡単に飲み込めるということは楽ですが、一方で、柔らかいものが中心となった食事が、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼしているとも考えられています。現代の食生活によって歪んだ歯並びなどを、人工的に本来あるべき位置に戻して口腔環境を整えてあげるのが矯正です。

噛むということ

「噛む」ということは、日常生活において非常に大きな役割を持っています。
噛むことによって、集中力が上昇したり、食欲を抑制し肥満防止、脳の発達、味覚の発達など、たくさんの効果があらわれます。「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語を学校やどこかで聞いたことはありませんか?

「ひ」肥満を防ぐ
「み」味覚の発達
「こ」言葉の発音をしっかり
「の」脳の発達の促進
「は」歯の病気の防止
「が」ガンを防ぐ
「い」胃腸の働きの促進
「ぜ」全身の体力向上

こうした8つの標語になっているほど、「噛む」ということは大切なのです。

なぜ認知症予防になるのか?

なぜ認知症予防になるのか?

では、なぜ正しい噛み合わせでよく噛むことは認知症予防につながるのでしょうか。
それは、「噛む」という行為はダイレクトに脳を刺激する行動だからです。歯と歯を噛み合わせた時、その刺激は歯の根っこにある「歯根膜」から脳に直接伝わります。そしてその刺激は脳から様々な器官、部位を活性化させるのです。そのことが認知症予防に非常に役立つとされているのです。

現在、「8020運動」というものも活発に行われているのをご存知でしょうか。「20本の歯を80歳まで」といった意味合いの運動ですが、この運動は認知症予防にも最適な運動だと言えます。

歯がたくさんある人ほど認知症になるリスクが少ない

東北大学で行った、高齢者の歯の残っている本数と認知症の発生するリスクを調べた研究結果が発表されています。
認知症になっていない方は歯の数が平均14,9本であったのに対し、認知症の疑いのある方の歯の数は9,4本というものでした。そして残っている歯が少なければ少ないほど、脳の部位である海馬や前頭葉の大きさが小さいということが明らかになったのです。そしてやはり他の大学の研究結果からも、歯がない人とある人では認知症のリスクは2倍ほどの差があったようです。
このことからもわかるように、使える歯が残っていることと脳の状態には因果関係があり、「噛む」ということは脳の働きに欠かせない役割を担っていたと言えます。

矯正でよくする、噛み合わせ

矯正でしっかりとした噛み合わせを手にいれることで、正しい歯並び、機能が回復します。噛み合わせが正しい位置と力加減でできるようになると、矯正を行う以前よりも自然と、噛むことが楽になるとされています。このことが実は見た目の審美性よりも遥かに大切で重要なことなのです。「矯正」=「綺麗になる」といった認識は決して間違っていることではないのです。ですが矯正をすることによって、見た目だけでなく、将来生きていくためにも大切な役割を行ってくれることも忘れないでください。

まとめ

近代では食卓の欧米化が止まらず、めっきりと噛むことが少なくなってしまいました。おやつで固いお煎餅をだしたり、噛みごたえのある食事をしている家庭など、見かけることは滅多にありません。食品売り場でも柔らかいものばかりが目立ちます。それ自体が悪いことではありませんが、やはり昔ながらの「固いものを噛む」ということは生きる上での基本です。しっかりと噛むことが将来の健康を守ることにつながります。

矯正治療はなかなか期間も費用もかかりますが、歯は一生ものです。しっかりとした歯で過ごすことが未来の、数十年後も今と変わらず健康に生きていくために必要なことです。単純にストレスなく食事ができることの他、認知症予防としても、若いうちに矯正で正しい歯並びを手に入れておくのはいかがでしょうか。

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