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ママが歯周病だと早産や低体重の可能性が高まる? 妊娠したら「横浜市妊婦歯科健康診査」を受けましょう!
2018年07月10日 (火)

横浜市では、「横浜市妊婦歯科健康診査」を受けることができます。これは、妊娠中の女性を対象に行う歯科検診です。妊娠中は歯の健康に人一倍気を使った方がよいといわれています。歯周病は早産や低体重児出産などにも関係しているとの声があるため、妊娠がわかったら一度お口の中の状態をチェックしておいた方がよいでしょう。今回は、横浜市妊婦歯科健康診査の基本情報と、妊娠中に気をつけたい歯の健康についてご紹介します。

横浜市妊婦歯科健康診査とは
横浜市妊婦歯科健康診査とは

横浜市妊婦歯科健康診査は、横浜市内に住民登録している妊娠中の女性を対象に行われる歯科検診です。妊娠期間中に1回、無料で歯科検診を受けられます。横浜市で母子手帳を作ると、受診券をセットでもらえます。

受けられる場所は、横浜市の18区にある指定の歯科医院です。対象となる歯科医院には、「横浜市妊婦歯科健診実施医療機関」と書かれたプレートがあります。直接、歯科医院に連絡して予約をとりましょう。歯科検診では、虫歯や歯周病、歯石などをチェックされ、その結果に基づいたアドバイスを受けられます。

当日の持ち物は、妊婦歯科健康診査の受診券、母子健康手帳、産婦人科の診察券です。なお、歯科検診で虫歯や歯周病などが見つかって治療が必要となった場合は、別途治療費がかかります。

妊娠と歯の健康の関係性

妊娠中は、歯の健康により一層気をつける必要があります。妊娠と歯の健康に、どのような関係があるのか詳しくみていきましょう。

■妊娠すると虫歯や歯周病のリスクが高まる
妊娠中は、虫歯や歯周病のリスクが高いといわれています。理由は次の3つです。

●女性ホルモンの影響
妊娠すると、女性ホルモンが増加します。女性ホルモンは唾液に含まれており、歯周病を引き起こす歯周病菌を活性化させます。そのため、妊娠中は歯周病にかかりやすくなるのです。歯周病では、歯肉の腫れや出血などがみられます。

●唾液が少なくなる
唾液には自浄作用があり、口の中の細菌の増殖を抑えてくれています。しかし、妊娠すると唾液の分泌が減るため、虫歯菌が増えやすくなります。

●つわり
つわりによって、歯ブラシの感触や歯磨き粉の味に気分が悪くなり、満足に歯磨きができなくなることも虫歯や歯周病のリスクが高まる理由の一つです。また、つわりによって胃酸が逆流し、口の中が酸性に傾いて虫歯菌が増えやすくなることも関係しています。

■早産・低体重児出産との関連も示唆されている
妊娠中に歯周病にかかると、早産や低体重児出産のリスクが高まるとの報告があります。一説では、歯周病のときに増加する炎症を引き起こす物質が血液によって子宮へと運ばれ、子宮収縮を促すことで早産のリスクが高まるといわれています。具体的な関連性やメカニズムについて完全に解明されたわけではありませんが、注意しておいた方がよいでしょう。

妊娠中の口の中の状況が赤ちゃんの健康状態に関わる可能性があるため、虫歯や歯周病が見つかったら、妊娠周期を加味したうえで、できるだけ早く治療を始めることが大切です。

妊娠中の歯科治療について知っておきたいこと
妊娠中の歯科治療について知っておきたいこと

妊娠中の歯科治療はいつ頃受ければよいのか、レントゲンや薬剤は赤ちゃんに悪影響を及ぼさないのかなど、治療を受ける前に確認しておきたいことをご紹介します。

■治療を受ける時期
妊娠中に歯科治療を受ける場合は、妊娠5~8ヶ月頃がおすすめです。妊娠1~4ヶ月は、流産しやすい時期であるため、長時間に及ぶ治療や精神的な負担が大きい治療は避けた方がよいでしょう。また、妊娠9ヶ月以降は仰向けの姿勢が苦しくなるため、治療に適していません。

妊娠1~4ヶ月頃に、非常に強い痛みに襲われるなど緊急性が高い症状が現れた場合は、最低限の治療だけ受けて、妊娠5~8ヶ月頃に治療を再開することをおすすめします。歯科治療中に体調が悪くなった場合は休憩をとりましょう。妊娠していることを伝え、体調に合わせた治療を受けられるか、事前に確認しておくことをおすすめします。

■レントゲンや薬剤の赤ちゃんへの影響
歯科治療では、歯の生え方や骨格などを調べるために、レントゲン検査を受ける場合があります。レントゲンで照射するX線が赤ちゃんに悪影響を与えないか心配な方もいるでしょう。歯科医院で受けるレントゲン検査では、お口周りの状態を確認するため、お腹にX線が当たることはありません。また、被曝量も妊婦さんはもちろんのこと、赤ちゃんに悪影響を及ぼすほどではないので心配はいらないでしょう。

虫歯治療などで使われる局所麻酔薬についても、赤ちゃんに悪影響を及ぼす心配はほとんどありません。また、鎮痛剤や抗生物質などは、妊娠の時期に合わせて赤ちゃんへの悪影響の心配がない範囲で使用します。

まとめ

妊娠中は歯周病や虫歯になりやすいため、しっかりと口腔ケアをすることが大切です。まずは、横浜市妊婦歯科健康診査を受けて、虫歯や歯周病、歯石などの有無を確認しましょう。虫歯や歯周病は赤ちゃんへの影響も示唆されているので、できるだけ早く治療することが大切です。スマイルコンセプト渋谷クリニックでは、妊婦さんと赤ちゃんのことを考えた歯科医療を提供しておりますので、ぜひ一度ご来院ください。

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