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歯科コラム

カップヌードルミュージアムでドキッ!前歯で麺が噛み切れないのは矯正が必要かも?

噛み合わせが悪い状態のことを「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。麺を前歯で噛み切ろうとしても噛み切れないのであれば、それは前歯が噛み合っていないのかもしれません。ここでは、みなとみらいにあるカップヌードルミュージアムをご紹介すると共に、前歯で麺を噛み切れない原因や矯正の必要性についてもご紹介します。

カップヌードルミュージアムとは?

カップヌードルミュージアムとは?

カップヌードルミュージアムは、カップヌードルに関する展示を見たり体験したりできる施設で、安藤百福発明記念館とも呼ばれています。カップヌードルの歴史を学んだり、チキンラーメンを手作りしたりもできます。なかでも人気なのが、全12種類の具材の中から好きなトッピングを4つ選び、世界で一つだけのオリジナルカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」です。

麺を前歯で噛み切れない場合は噛み合わせを確認しよう

カップヌードルファクトリーでは、カップヌードルやチキンラーメンを食べることができます。前歯で麺を噛み切ってみてください。もし、前歯で麺を噛み切れないのであれば、上の前歯と下の前歯の間に隙間があるか、噛み合っていないと考えられます。普段から自分の歯を観察する機会がある方は、すでに不正咬合に気づいているかもしれません。あらためて鏡で噛み合わせをチェックして、不正咬合の種類を確認しましょう。

前歯が噛み合わない不正咬合の種類

前歯が噛み合わない場合は、上顎が前に出ている上顎前突、下顎が前に出ている下顎前突、上下の前歯に隙間が空く開咬(かいこう)のどれかが原因と考えられます。それぞれ詳しくみていきましょう。

上顎前突

上顎前突は、いわゆる「出っ歯」のことで、上顎が前へ突き出ることで上下の歯が噛み合わなくなります。上顎が前に出ているものと、下顎が後方へ引いていることで結果的に上顎が前に出たものがあります。原因は、遺伝や加齢にともなう顎関節の変化、鼻の病気、指や舌を噛む、上顎が過剰に成長している、下顎の成長状態が悪いことなどです。

上顎前突の状態には、次のような問題があります。

●前歯に外傷を負いやすい
●歯磨きで汚れを取りきれないことで虫歯や歯周病のリスクが上がる
●発音がしにくい
●肩こりや胃腸障害の原因となる
●口元の変化による見た目の問題
●笑ったときに前歯や歯茎がしっかり見える
●食べ物を飲み込みにくい

このように、麺を前歯で噛み切れない以外にも様々な問題があるため、早めに矯正治療を受けることが大切です。

下顎前突

下顎が前方へ突き出ていることで、下の前歯が上の前歯よりも前方に出ている状態を下顎前突や反対咬合(はんたいこうごう)、受け口などと呼びます。遺伝や指しゃぶり、口呼吸、鼻の病気、下顎が過剰に成長している、下顎の成長状態が悪いことなどが原因です。放置することによる問題点には、下顎がしゃくれたり三日月型の顔になったりする、上顎前突と同じく肩こりや胃腸障害、発音がしにくくなる、歯の汚れを取り除きにくくなることなどが挙げられます。

開咬

奥歯が噛み合っており、前歯が噛み合わない状態を指します。上下の前歯に隙間が空くため、前歯で食べ物を噛み切れません。原因には、指しゃぶりや舌を軽く噛む、頬杖をつく、鼻炎や蓄膿症、骨格の遺伝などがあります。また、開咬によって起こり得る問題は、上顎前突や下顎前突とほぼ同じで、発音が悪くなったり、清掃不良による虫歯や歯周病のリスクが高まったりすることなどが挙げられます。

不正咬合は早めに矯正することが大切

不正咬合は早めに矯正することが大切

上顎前突・下顎前突・開咬は、いずれも発音や咀嚼機能に支障をきたすため、歯科医院で早めに治療を受けることが大切です。顎がまだ成長する段階の場合には、顎の成長を利用して矯正します。成長がすでに止まっている場合には、歯だけを動かして改善させることが基本です。不正咬合の種類によっては、顎の外科的な処置が必要となるケースもあります。
また、これらの不正咬合の要因となる頬杖をついたり舌を軽く噛んだりする癖を治すことも大切になってきます。癖を治すことは簡単ではありませんが、できるだけ気をつけるようにしましょう。
スマイルコンセプト横浜ベイクリニックでは、予算や矯正治療中の生活における希望など、患者様のニーズに合った矯正治療を提供していますので、お悩みの方は一度ご相談ください。

まとめ

前歯で麺を噛み切れないこと自体は大きな問題ではありませんが、不正咬合を放置することで肩こりや胃腸障害が起こるなど、生活に支障をきたす場合があります。また、特徴的な見た目を気にして歯を見せて笑うことができなくなったり、発音が悪くなることでコミュニケーションに支障をきたしたりする場合もあるでしょう。不正咬合によって日常生活に支障をきたす前に、歯科医院で矯正治療を受けることをおすすめします。

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