若者の街：渋谷の歴史｜歯並びにも悪影響？現代人の軟食化

渋谷と聞くと、あなたはどんなイメージを浮かべるでしょうか。現在、渋谷は若者の街と呼ばれており、東京都民だけではなく、全国から若者が集まる街となっています。そんな「若者」のイメージが強い渋谷ですが、昔は今のような渋谷ではありませんでした。
今回は、具体的に渋谷が若者の街になるまでの歴史と、若者に多い軟食化が歯並びに与える影響についてご紹介します。

渋谷が若者の街になるまでの歴史

渋谷区 は、東京都23区の中央からやや西南寄りに位置し、主要産業は商業です。
渋谷区は昔から栄えていたわけではなく、人々に知られるようになったのは南北朝時代に入った頃と言われています。
江戸時代に入ると、渋谷は武家屋敷が多数存在するようになりました。しかし、街は栄えているというよりは、水田などが豊富にある地域でした。
明治時代に入ると、渋谷の水田や荒地、林などは全てなくなり宅地化されました。そして、1932年に渋谷区という名前が初めて生まれました。
明治時代までは、それほど名が知られる街ではありませんでしたが、渋谷区が大きく変わり始めたのは昭和30年以降です。ここから日本は、高度経済成長とともに渋谷区を商業化、オフィス化していきます。どちらかというと当時はオフィスが多かったので、若者が集まる街ではありませんでした。
若者が渋谷区に集まるようになったのは、昭和50年代頃からだと言われています。渋谷区の商業施設は若者向けに変わり、渋谷区周辺の表参道や原宿などに多くの若者が集まるようになったのです。

渋谷区の中でも特に若者が集まる街は？

渋谷区 と言っても範囲が広く、全体的に若者が集まっていますが、特に若者が多い地域はどこでしょうか。
流行りによって人気の地域は異なりますが、現在では原宿が若者の街として人気を集めています。若者向けのアパレルショップが豊富にあるのはもちろん、若者向けの飲食店などもあるのが特徴的です。

現代人は軟食化により咀嚼回数が少ない！？

今現在 、ファーストフードなど、食の欧米化が進み、あまり咀嚼をしなくても食べることができる食事が増えています。咀嚼回数が少なく食べられる食事は楽ですし、早く食事を終わらせることも可能です。特に、現代人の食生活は軟食化と言われていますが、これによって咀嚼回数が減ると、顎が小さくなり、歯と顎の大きさが変わって歯並びが悪くなってしまいます。

噛み合わせが悪くなることで全身の不調に繋がる！？

咀嚼回数 が少なくなると、噛み合わせが悪くなり、身体全身に様々な影響を与えてしまいます。では、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか。

太りやすくなる

咀嚼回数が少なくなるということは、早食いになる可能性が高くなるということです。早食いはインスリン濃度を急激に上げるので、余分な糖分を体に与えてしまうことになります。その結果、太りやすくなり、最終的には生活習慣病とも言われる糖尿病になるなど、様々な健康被害の原因となるのです。

虫歯や歯周病になるリスクが高まる

虫歯や歯周病を予防するためにはケアが大切ですが、唾液の分泌も予防するためには重要な役割をします。咀嚼回数が少ないということは、唾液の分泌が減るので、虫歯や歯周病になるリスクを高めてしまいます。特に、小さい子供は虫歯予防にしっかりと噛んで食べることが大切になるので、日頃から気を付けるようにしましょう。

顎が弱くなる

咀嚼回数が減ると、顎の筋力がつかないため、やせ細ってしまいます。顎の筋肉が減るということは、食いしばることができません。また、関節がズレやすくなるため、そのままの生活を継続すると最悪の場合、顎関節症になる可能性も高まります。顎を鍛えるという意味でも、しっかりと噛むことが大切なのです。

肩こりや腰痛の原因に？

人間の体は、あらゆる部分が連動しています。咀嚼回数が減り、噛み合わせが悪くなると頬の筋肉や首の筋肉までもアンバランスになり痛みが出てきます。そして、その痛みを防ごうと楽な体勢で生活すると、肩や腰に負担がかかってあらゆる部分に痛みが広がるのです。咀嚼回数が減ることによって、全身に影響を与える可能性もありますので、特に軟食化が進む現代人は注意しなければなりません。

軟食化によって歯並び悪くなってしまった場合は

軟食化 が進み、既に歯並びが悪くなってしまった人は、自力では治すことが難しいでしょう。その場合は、スマイルコンセプト渋谷クリニックで歯科矯正の受診を検討してみてはいかがでしょうか。歯科矯正を続けると歯並びが良くなり、歯並びが悪いことが原因で起こっていたあらゆる症状を改善できます。
根本から治すことが大切になるので、歯並びが悪いことで起こる様々な症状を治したい方は、歯科矯正治療をおすすめします。

まとめ

今回は渋谷の歴史についてご紹介するとともに、若者を中心に現代人の軟食化が進んでいることについてご紹介しました。このまま放置し続けると、将来的にあらゆる症状で悩むことになってしまいます。特に若者は今からでも遅くないので、生活習慣が悪い人はこの機会に改善してみてはいかがでしょうか。